
レッドブルのセバスチャン・ベッテル(写真左から3番目)が、4月の第4戦バーレーンGP以来となる今季2勝目を飾った。2位はマクラーレンのジェンソン・バトン(左端)、3位にはフェラーリのフェルナンド・アロンソ(右端)が入った。(Photo=Red Bull Racing)
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レッドブルのセバスチャン・ベッテル(写真左から3番目)が、4月の第4戦バーレーンGP以来となる今季2勝目を飾った。2位はマクラーレンのジェンソン・バトン(左端)、3位にはフェラーリのフェルナンド・アロンソ(右端)が入った。(Photo=Red Bull Racing)
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ポールポジションからレースをリードしたマクラーレンのルイス・ハミルトンがリタイアしたことでトップの座が転がり込んできたベッテル(写真前)。この勝利でランキング2位に上昇、ポイントリーダーのアロンソとの差を10点縮め29点差とした。ベッテルはシンガポール2連覇。これで自身通算23勝目をマークしたことになり、記録上では3度ワールドチャンピオンとなったネルソン・ピケに並んだ。(Photo=Red Bull Racing)
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レース前の時点でアロンソの78点後方に位置していたバトン。今回2位に入ったもののポイントリーダーとのギャップは3点縮まったのみで、きっかり3勝分の75点もある。残り6戦でのキャッチアップは相当に厳しく、今回リタイア、無得点でトップから52点も離されたチームメイトのルイス・ハミルトンをアシストするというアイデアは、徐々に現実味を帯びてきたといえる。(Photo=McLaren)
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予選、決勝を通じ、マクラーレンやレッドブルから遅れをとったフェラーリ。それでもアロンソ(写真前)は、予選5位からハミルトン、パストール・マルドナドのリタイアで3位表彰台まで挽回してみせた。ポイントリードは37点から29点に縮小。今季これまで何度も口にしてきた、マシンの改良をチームに求めた。(Photo=Ferrari)
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フォースインディアを駆るデビュー2年目の“フライング・スコット”、ポール・ディ・レスタが、予選6位から上位グループを常に視野に入れながら走行、見事自身最高位となる4位でゴールした。フォースインディアは現在75点を獲得しランキング7位。26点前方に6位ザウバーがいる。(Photo=Force India)
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予選で速くないロータスは、今回決勝でも苦戦。キミ・ライコネン(写真右)は12番グリッドから、1戦出場停止明けのロメ・グロジャン(同左)は8番グリッドからスタート。途中前を行くグロジャンにチームオーダーが伝えられライコネンが先行、結局6、7位でフィニッシュした。ライコネンはハミルトンのリタイアにも助けられランキングでは3位のままだが、首位アロンソとの差は38点から45点に広がった。(Photo=Lotus)
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ザウバーの小林可夢偉(写真前)はシンガポールで苦しんだ。予選ではQ1敗退となる18位。ブルーノ・セナのペナルティーで17番グリッドからスタートし13位完走。次戦日本GPでの挽回が期待されている。(Photo=Sauber)
『第14戦シンガポールGP「クリティカルなアジア・ラウンドへ」【F1 2012 続報】』の記事ページへ戻る