
開幕戦オーストラリアGPに次ぐ今季2勝目をあげたジェンソン・バトン。初戦の勝利から下降線をたどり続けた2009年チャンピオンが、“第2の開幕戦”で息を吹き返した。(Photo=McLaren)
-
開幕戦オーストラリアGPに次ぐ今季2勝目をあげたジェンソン・バトン。初戦の勝利から下降線をたどり続けた2009年チャンピオンが、“第2の開幕戦”で息を吹き返した。(Photo=McLaren)
-
ロメ・グロジャンを発端としたスタート直後の多重クラッシュに巻き込まれ、ポイントリーダーのフェルナンド・アロンソがまさかのノーポイント。アロンソは落としたポイントに落胆しつつも、けががなかったことは幸運だったとコメント。実際、グロジャンのロータスはフェラーリのコックピットをかすめるように宙を舞い、一歩間違えれば大惨事になりかねなかった。(Photo=Ferrari)
-
過去ベルギーGPでは未勝利、表彰台には2度しかのぼったことがなかったバトン。今年は3年以上ぶりのポールポジションから、一度もリードを譲らず、1ストップで走り切り優勝した。ポイントリーダーのアロンソからは61点も離されているが、マクラーレンの復調はタイトル争いをますます激化させるはずである。(Photo=McLaren)
-
予選で失敗しQ2敗退となったレッドブルのセバスチャン・ベッテル。レースではオーバーテイクを繰り返し、10周のうちに12位から3位へと躍進。タイヤも上手にコントロールし、1ストップ作戦で2位表彰台にのぼった。ランキングでも2位に上昇、3連覇の夢はまだ諦めていない。(Photo=Red Bull Racing)
-
これまでスパで5戦4勝しているキミ・ライコネン。今回は序盤に苦戦し、ニコ・ヒュルケンベルグのフォースインディア、ミハエル・シューマッハーのメルセデスに先を越されたが、早めのタイヤ交換で追い上げをはかり3位でゴール。シューマッハーとのコース上での丁々発止は手に汗握る白熱の戦いだった。(Photo=Lotus)
-
GP参戦300戦目のメモリアルを、特別な地、スパで迎えたシューマッハー。300戦に到達したドライバーは、かつてフェラーリで仲間(子分?)だったルーベンス・バリケロに次ぐ2人目となる。節目のレースで最高の成績を残したかったが、メルセデスのマシンはストレートが速くともタイヤには厳しかった。1ストップに賭けたが終盤ライコネンとの3位争いに敗れ、たまらずピットに飛び込み結果7位。(Photo=Mercedes)
-
予選2位という絶好のグリッドを獲得したザウバーの小林可夢偉(写真左)。表彰台に期待がかかったが、スタートでは出遅れ、そのせいもあって、多重クラッシュの巻き添えをくらってしまった。リタイアこそしなかったものの3度のピットストップで中位に埋もれ13位完走。悔しさの残る週末となった。(Photo=Sauber)
『第12戦ベルギーGP「特別な場所での“第2の開幕戦”」【F1 2012 続報】』の記事ページへ戻る