
ハンガリーGPを制したメルセデスのルイス・ハミルトン(写真左から3番目)、2位に終わったロータスのキミ・ライコネン(写真左端)、3位に入ったレッドブルのセバスチャン・ベッテル(写真右端)。(Photo=Red Bull Racing)
-
ハンガリーGPを制したメルセデスのルイス・ハミルトン(写真左から3番目)、2位に終わったロータスのキミ・ライコネン(写真左端)、3位に入ったレッドブルのセバスチャン・ベッテル(写真右端)。(Photo=Red Bull Racing)
-
ポールシッターのハミルトンが先頭で1コーナーへ。予選2位のベッテルもそのまま2位、3番グリッドのロメ・グロジャンは3位で続いた。(Photo=Mercedes)
-
ハミルトンは、得意とするハンガリーでメルセデス移籍後初優勝。ハンガロリンクでは自身通算4勝目、そして2年連続となるポール・トゥ・ウィンを飾った。メルセデスの悪癖である「レース中のタイヤのデグラデーション」をみじんも感じさせない勝利の影には、ピレリのニュータイヤの影響があるのかもしれない。(Photo=Mercedes)
-
予選2位のベッテル(写真前)は、前を行くハミルトンではなく、後続のロメ・グロジャンやフェルナンド・アロンソを相手にした防戦に追われた。しかし3位表彰台でポイントリードを4点増やすことに成功。シーズン前半に、しっかりした足固めができた。(Photo=Red Bull Racing)
-
予選5位、決勝も5位。フェラーリのアロンソはメルセデス、レッドブル、ロータスらの優勝争いに絡めず、ドライバーズランキングでも3位に転落。10戦で2勝してはいるものの、シーズンが深まるにつれライバルに水をあけられつつある。なおレース後、前方のマシンから1秒以上離れているにも関わらずDRSが作動していたことが発覚、アロンソはおとがめなしに終わったが、フェラーリには罰金が科された。(Photo=Ferrari)
-
今回の優勝争いに影響を与えたドライバーといっていいのが、マクラーレンのジェンソン・バトンだ。予選Q2落ちの13番グリッドからミディアムタイヤを履いて長めのスティントを走行。この間、バトンを早々にオーバーテイクできたソフト・スターターのハミルトンに対し、同じくソフトでスタートしたベッテルはやや足踏み。メルセデスは大量リードを築くことができた。バトン自身は1回少ない2ストップで7位入賞。(Photo=McLaren)
『第10戦ハンガリーGP「シーズン前半戦の勢力図」【F1 2013 続報】』の記事ページへ戻る