
25回目を迎えた、鈴鹿サーキットでのF1日本GPの表彰台。レッドブルのセバスチャン・ベッテル(写真左から3番目)は5連勝、今季9勝、自身通算35勝目を記録。2位にはポールシッターのマーク・ウェバー(同2番目)が入り、レッドブルは1-2フィニッシュを達成した。3位はロータスのロメ・グロジャン(右端)だった。(Photo=Red Bull Racing)
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25回目を迎えた、鈴鹿サーキットでのF1日本GPの表彰台。レッドブルのセバスチャン・ベッテル(写真左から3番目)は5連勝、今季9勝、自身通算35勝目を記録。2位にはポールシッターのマーク・ウェバー(同2番目)が入り、レッドブルは1-2フィニッシュを達成した。3位はロータスのロメ・グロジャン(右端)だった。(Photo=Red Bull Racing)
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このレースで優勝し、ランキング2位のフェルナンド・アロンソが9位以下なら4度目のタイトル獲得となるベッテル。しかし土曜日のフリー走行と予選Q3の最初のアタックではKERSのトラブルに見舞われ、連続ポールポジションも途切れた。さらに決勝スタートでは2番グリッドから3位に落ちたものの、そこからの挽回は見事だった。困難をはねのけてつかんだ5連勝目はその前の4勝とはまた違う、格別の勝利となったはずである。アロンソ4位でチャンピオン決定は次戦以降におあずけ。(Photo=Red Bull Racing)
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今年初、自身通算11回目のポールポジションを獲得したレッドブルのウェバー(手前)。実は予選でベッテルを上回るのも今年初めてのことだった。日本GPを含めて残り5戦はF1へのフェアウェル・キャンペーン。是が非でもドライバーズサーキット、鈴鹿での一戦を制し勝利数を「10」としたかったが、スタートでグロジャンという伏兵にあい、3ストップという賭けがうまくいかず、それでも2位でレースを終えることができた。(Photo=Red Bull Racing)
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ウィナーのベッテル(奥)から「ファンタスティックなドライビングだった」と称賛されたグロジャン(手前)。好スタートで1位の座を奪いレース序盤をリード。初優勝を目指したが、終盤にベッテル、ウェバーとニュータイヤ履くレッドブルにコース上で抜かれ結果3位。しかし“クラッシャー”というありがたくない異名を頂戴した昨年から大きく成長した姿を見せることができた。(Photo=Red Bull Racing)
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タイトル獲得は絶望的だが、ランキング2位のアロンソ(手前)は自らのレースをこなした。予選8位からスタートで6位、レース中盤には5位と駒を進め、シーズン後半戦になって勢いに乗るザウバーのニコ・ヒュルケンベルグを仕留めて4位でフィニッシュした。(Photo=Ferrari)
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ザウバーのヒュルケンベルグ(手前)は、予選7位から韓国GP同様に4位まで順位を上げたが、今回はアロンソ、キミ・ライコネンに先行を許してしまい結果6位。ザウバーはルーキーのエステバン・グティエレスも力走し、キャリア初得点となる7位入賞を果たした。(Photo=Sauber)
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2011年に鈴鹿を制したジェンソン・バトン。シーズン当初の絶不調からコンスタントに得点できるようになったマクラーレンを駆り、10番グリッドから9位でフィニッシュした。日本GP特別仕様のヘルメットにはスモウレスラーのイラストが。(Photo=McLaren)
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ドライバーや海外メディアから「いつも熱く応援してくれる」といわれる日本のF1ファン。ここには、強過ぎるからという理由でベッテルにブーイングを浴びせるやからはいない。1987年の初開催から、25回目を迎えた鈴鹿でのF1。ちゃんとこの国に定着していると思わせるシーンだ。(Photo=Red Bull Racing)
『第15戦日本GP「困難をはねのけて5連勝」【F1 2013 続報】』の記事ページへ戻る