
チャンピオン最有力チーム、メルセデスのニコ・ロズベルグが2014年の開幕戦で勝利。(Photo=Mercedes)
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チャンピオン最有力チーム、メルセデスのニコ・ロズベルグが2014年の開幕戦で勝利。(Photo=Mercedes)
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予選ではチームメイトのハミルトンにポールポジションを奪われ3位となったロズベルグ。レースではスタートでトップに立ち、以降圧倒的なペースで後続を引き離した。(Photo=Mercedes)
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昨年のフォーミュラ・ルノー3.5チャンピオン、21歳のデンマーク人ケビン・マグヌッセンがデビュー戦でいきなり2位表彰台を獲得。ルーキーを乗せないことで有名なマクラーレンが認めた力量は本物ということか。予選4番手から危なげない走りで快挙を成し遂げた。(Photo=McLaren)
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冬のテストでまずまずの感触を得ていたフェラーリだが、開幕戦ではメルセデスやマクラーレンの後塵(こうじん)を拝した。フェルナンド・アロンソ(写真手前)は予選5位、決勝も5位で終えたが繰り上げで4位の座に。古巣に戻ったキミ・ライコネン(その後ろ)も苦戦し、11番グリッドから8位フィニッシュ(=7位)とパッとせず。壊れなかったが速くもなかった。(Photo=Ferrari)
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マルティニ社のスポンサードを受けたウィリアムズ・メルセデスは冬のテストより好調が伝えられていたが、開幕戦でも健闘が光った。フェラーリから移籍してきたフェリッペ・マッサ(写真)は、スタート直後に小林可夢偉にはじき出され0周リタイアとなったが、僚友バルテリ・ボッタスは15番グリッドから次々とオーバーテイクを披露し6位でゴール、繰り上げで5位入賞を果たした。(Photo=Williams)
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リカルドの抜けたトロロッソには、19歳のルーキー、ダニール・クビアトが加入。初戦は雨の予選でいきなりQ3進出、8番グリッドから並みいる強豪を相手に善戦した。10位でチェッカードフラッグ、繰り上がりで9位。この結果、セバスチャン・ベッテルの最年少入賞記録を更新した。(Photo=Toro Rosso)
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5連覇を目指すチャンピオン、ベッテルの表情は険しかった。予選では2012年ベルギーGP以来となるQ2どまりを経験。エンジン制御のソフトウエアが不調で、この問題はレース開始前にも認められていた。ペースが伸びず5周でリタイア。(Photo=Red Bull Racing)
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小林可夢偉の復帰第1戦は不本意な結果に。弱小ケータハムでQ2にまで進出し14番グリッドを獲得。しかしレースでは、スタートで勢い余ってタイヤをロックさせてしまい、マッサを道連れにしてコースに飛び出してリタイア。(Photo=Caterham)
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チャンピオンチーム移籍後の初レースで2位表彰台、しかも母国の観衆の前で──ダニエル・リカルドの夢のオーストラリアGPは、レース後のレギュレーション違反による失格で一気に悪夢に変わってしまった。「燃料流入量100kg/h規制」に反して多くの燃料が流れていたとレーススチュワードが判断。しかしチームは異を唱(とな)えており、アピールする姿勢を示している。(Photo=Red Bull Racing)
『開幕戦オーストラリアGP「暗中模索で新時代に突入」【F1 2014 続報】』の記事ページへ戻る