第281回：タイヤの進化は日進月歩　ブリヂストンの新製品「レグノGR-XI／GRV II」を試す【エディターから一言】の画像15枚

新製品「レグノGR-XI」を装着した「トヨタ・クラウン」。比較試乗の会場には、スラロームや加減速を試せる特設コースが用意されていた。
ミニバン用タイヤ「GRV II」については比較試乗はなく、一般公道での試乗のみが行われた。写真はGRV IIを装着した「トヨタ・アルファード」（先代モデル）。
「GR-XI」は大型セダンからコンパクトカーまでカバーする製品。175/65R14～245/45R19の、30種類のサイズが用意されている。
「GRV II」のサイズは195/65R15～225/60R17の全10種類。2015年4月1日に発売される。
2015年1月8日に発表された「GR-XI」（左）と「GRV II」（右）。ともに、滑らかな路面から荒れた路面まで、路面ごとに異なる「気になりやすいノイズ」を低減し、快適性を向上させたとうたわれる。
「GR-XT」（左）と「GR-XI」（右）のトレッドの比較。前者は4本の縦溝のそれぞれに吸音のための気室部がつなげられているのに対し、後者は2本の縦溝の間に1列の気室部を配したデザインとなっている。
今回の新製品に関しては、静粛性の向上だけでなく、東京大学生産技術研究所応用音響工学研究室との共同研究により、音の心地よさについても追求したという。
静粛性の向上に加え、ミニバン用タイヤの「GRV II」では、コーナリング時や横風を受けた際などのふらつきを抑えるとともに、ウエットグリップ性能の向上も図られている。
公道にて、「GRV II」の試乗に臨む筆者。
特設コースでの比較試乗のために用意された「トヨタ・クラウン」と「ホンダ・フィット」。新製品との比較のために、レグノブランドの従来品「GR-XT」と、スタンダードタイヤの「NEXTRY」が用意されていた。
「GR-XI」を装着した「メルセデス・ベンツE300」。