ランボルギーニ・アヴェンタドールLP750-4 スーパーヴェローチェ（4WD/7AT）【海外試乗記】の画像21枚

「ランボルギーニの本質を最もピュアな形で体現した」とされる、「アヴェンタドールLP750-4 スーパーヴェローチェ（以下SV）」。2015年3月のジュネーブモーターショーでデビューした。
インテリアは、ブラックのアルカンターラ仕立てが標準。ほかに5色が用意される。カスタマイズプログラムで自分好みの仕様とすることも可能だ。
今回の試乗会は、F1世界選手権も開催されるスペインのサーキット・デ・カタルーニャを舞台に行われた。
フロントまわり。両サイドには、専用のカーボン製エアインテークが設けられている。
「アヴェンタドールLP750-4 SV」の12気筒エンジン。最高出力のみならず、その発生回転数も引き上げられている。
メーターパネルは専用デザインのものを装備。大胆なイエローのカラーリングが採用されている。
リアウイングの角度は、手動で3段階に調節可能。これにより、走行シーンに合った空力バランスが得られるという。
インテリアの様子。シートの座面から背もたれにかけて、ボディーカラーと同じ色のアクセントが添えられる。
スロープ状のセンターコンソールには、窓の開閉ノブから走行モードの選択ボタンまで、30個程のスイッチ類が並ぶ。中央の赤いボタンは、エンジンの始動スイッチ。
「アヴェンタドールLP750-4 SV」には、フロント20インチ（写真）、リア21インチの鍛造アルミホイールが与えられる。
サーキットを疾走する「アヴェンタドールLP750-4 SV」。0-100km/hの加速タイムは2.8秒、最高速度は350km/h以上と公表される。
巨大なカーボン製リアウイングやディフューザー、4本出しのマフラーエンドが目を引くリアビュー。
「アヴェンタドールLP750-4 SV」の乾燥重量は1525kg。スタンダードモデルに比べ、50kgの軽量化を実現した。
インテリアには、軽量、柔軟かつ耐久性にすぐれた「カーボンスキン」と呼ばれる新素材が用いられている。
空力性能の見直しにより、標準の「アヴェンタドール」比でダウンフォースを170％上乗せした「SV」。「デザインされたラインの一本一本が、スーパースポーツカーとしての性能向上に役立っている」と、ランボルギーニも胸を張る。
ランボルギーニ・アヴェンタドールLP750-4 スーパーヴェローチェ