
今季初めてポディウムの頂点に立った(飛び上がった?)レッドブルのマーク・ウェバー。予選2位からチームメイトのセバスチャン・ベッテルを追走し、ベッテルのギアボックスにトラブルが発生したことで、71周レースの30周目にトップへ。自身通算7勝目、得意のブラジルでようやくつかんだ勝利は、来シーズンに期待をつなげる1勝となった。(Photo=Red Bull Racing)
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今季初めてポディウムの頂点に立った(飛び上がった?)レッドブルのマーク・ウェバー。予選2位からチームメイトのセバスチャン・ベッテルを追走し、ベッテルのギアボックスにトラブルが発生したことで、71周レースの30周目にトップへ。自身通算7勝目、得意のブラジルでようやくつかんだ勝利は、来シーズンに期待をつなげる1勝となった。(Photo=Red Bull Racing)
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スタートでは波乱なく各車がターン1へ。ポールシッターのベッテルを先頭に、ウェバー、ジェンソン・バトン、フェルナンド・アロンソ、ルイス・ハミルトンの順でオープニングラップを終えた。(Photo=Red Bull Racing)
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ナイジェル・マンセルの年間ポールポジション獲得記録を抜いたベッテル。スタートで首位を守ると、その後10周を過ぎるまでに2位ウェバーに約3秒のマージンを築いたが、14周目、無線でギアボックストラブルが告げられた。ショートシフトで対応し、だましだましドライブしたが、僚友ウェバーには先行を許した。それでもライバルは追いつけず、見事2位フィニッシュ。完走すら難しいだろうと考えていたチームメンバーを驚かせた。(Photo=Red Bull Racing)
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マクラーレンのバトン(前方)は、レース序盤に履いたソフト側のタイヤで苦戦、ペースが上げられず4位を走行していたが、中盤に硬めのタイヤにスイッチすると息を吹き返し、逆にハード側で難儀したフェラーリのフェルナンド・アロンソを、DRSを使い残り9周でオーバーテイク、3位表彰台を獲得した。これでバトンはドライバーズランキング2位を確定させた。
いっぽうハミルトン(後方)は、ギアボックスの不調に終始足を引っ張られ、47周リタイア。ランキングは5位に終わった。(Photo=McLaren) -
スクーデリアでの100戦目を祝ってもらうフェリッペ・マッサ。母国ブラジルで今季初表彰台を狙ったが、予選7位から5位完走と振るわず。年間でポディウムに立てなかったフェラーリドライバーとしては、1992年、最悪のマシンといわれた「F92」駆るイバン・カペリ以来となる不名誉な記録を残してしまった。(Photo=Ferrari)
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フォースインディアは、エイドリアン・スーティル(右)、ポール・ディ・レスタ(左)が6位、8位でゴールしダブル入賞、チーム創設以来最高位となるコンストラクターズランキング6位の座を守り切った。(Photo=Force India)
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今年ザウバーのエースとしてチームをけん引してきた小林可夢偉。チームが苦境に立たされたシーズン後半の最後に踏ん張りをみせ2戦連続入賞を果たし、コンストラクターズランキング7位のポジションをトロロッソから死守した。(Photo=Sauber)
『F1ブラジルGP「それぞれのファイナルレース」【F1 2011 続報】』の記事ページへ戻る