
ロシアGPを2年連続で制したメルセデスのルイス・ハミルトン(右から2番目)、2位に終わったフェラーリのセバスチャン・ベッテル(一番左)、そしてフォースインディアを駆り3位に入ったセルジオ・ペレス(一番右)。(Photo=Mercedes)
-
ロシアGPを2年連続で制したメルセデスのルイス・ハミルトン(右から2番目)、2位に終わったフェラーリのセバスチャン・ベッテル(一番左)、そしてフォースインディアを駆り3位に入ったセルジオ・ペレス(一番右)。(Photo=Mercedes)
-
スタート直後、実質的な最初のコーナーであるターン2に飛び込むF1マシン。ポールシッターのニコ・ロズベルグ(先頭左)に予選2位ハミルトン(同右)が並びかけるも、ロズベルグがトップを守ってオープニングラップを終えた。(Photo=Mercedes)
-
日本GPでの「GP2エンジン発言」で物議を醸したマクラーレンのフェルナンド・アロンソ(写真)はロシアでGP出場250戦目。グリッドではクルーとともに日本風に鉢巻きを巻いてチームとの協調姿勢を示す場面も見られた。来季をにらんだ改変を行い、まずまずの手応えをつかんだホンダのパワーユニットをもって、ジェンソン・バトンは予選13位から9位入賞。各種ユニット交換のペナルティーで19番グリッドからスタートしたアロンソも10位でゴールしたが、コースカットでレースタイムに5秒加算のペナルティーを受けたため、11位に。惜しくもダブル入賞を逃した。(Photo=McLaren)
-
予選でポールポジションを取ったまではよかった。昨年失敗したスタートも、うまくいった。しかし非情にもスロットルペダルのダンパーが不調となり、リタイアを余儀なくされた。ロズベルグはこの無得点レースでランキング3位に後退、ポイントリーダーのハミルトンとの間には73点もの大きなギャップができた。(Photo=Mercedes)
-
メルセデス・パワーユニット勢が上位争いを繰り広げる中、フェラーリもこれに参戦。ベッテルはスタートでつまずき4番グリッドから5位に後退するも、ピット作戦でオーバーカットを成功させ、2位でゴール。しかしハミルトンと優勝を争うまでにはならず。メルセデスとの力量の差が、またしてもはっきり出たレースだった。(Photo=Ferrari)
-
2014年第3戦バーレーンGP以来となる3位表彰台にわいたフォースインディアのセルジオ・ペレス。セーフティーカーラン中のタイヤ交換が奏功し、表彰台圏内までのぼりつめた。レース終盤、苦しいタイヤでバルテリ・ボッタス、キミ・ライコネンに抜かれるも、先行した2台が接触、3位奪還となった。(Photo=Force India)
-
ロズベルグが不運なトラブルに見舞われ、“棚ぼた”で今季9勝目を手に入れたハミルトン。レース終盤、リアウイングまわりに異変を感じたというが、大きな問題にならなかった。この勝利でメルセデスは、昨年と同様にロシアでコンストラクターズタイトルを決めた。またハミルトンは、通算勝利数を「42」にまで積み上げ、彼にとってのヒーローであるアイルトン・セナを抜き、ベッテルと肩を並べた。自身のリードは66点となり、圧倒的に優位な立場で残り4戦に向かう。(Photo=Mercedes)
『第15戦ロシアGP「残り100点、差は66点」【F1 2015 続報】』の記事ページへ戻る