クラシックカーで世界遺産「ラリーニッポン2009」
2009.12.04 画像・写真2009年10月17〜20日の4日間にわたり行われた「ラリーニッポン2009」。コ・ドライバーとして初出場したスーザン史子が、東京から京都への道中を写真でリポートする。
→ スーザン史子のコ・ドライバー初体験記

スタート直前の国立劇場前にて。寝不足続きだったんで、ミンミンダーハーして出発です! 人生初のコ・ドライバー体験、ワクワク半分、緊張半分、とにかく思いっきり楽しんでこよっと。
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スタート直前の国立劇場前にて。寝不足続きだったんで、ミンミンダーハーして出発です! 人生初のコ・ドライバー体験、ワクワク半分、緊張半分、とにかく思いっきり楽しんでこよっと。
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初日は東京から岐阜までの458.8kmを走ります。走行中でも会話ができるようインカムを装着すると、一気にラリー気分も盛り上がります。いつも走っている東名高速道路がなんだか違って見えるから不思議。
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東儀さんはクルマにマジックテープを貼った板をお手製で用意。電波時計と片手持ちのストップウォッチを2つ、イタリアから取り寄せたラリー専用のストップウォッチも貼り付けています。これぞラリードライバーの知恵!
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コ・ドライバーは、ルートマップのコマ図を見ながら道案内。「あと○キロ先、信号を左折です」といった指示をドライバーに伝えるのがお仕事。PC(パスコントロールポイント)では、ストップウォッチを持って真剣モード。緊張します!
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2日目は岐阜市内を出発し、白川郷を経由して再び岐阜市内へと戻る293.5km。世界遺産、白川郷ではあいにくの雨。山の中は、気温もぐっと下がって寒かった〜。
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途中、道の駅で。東儀さんは、愛車をデザインしたオリジナルのバッジを、出会った子供たちにプレゼント。海外のラリーでは、地元の人たちとのコミュニケーションアイテムとして、小さなお土産を渡す習慣があるんですって。
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うだつのある町並みが残る、美濃市の泉町がスタンプポイント。細い路地には、たくさんの人たちが待っていてくれました。「頑張ってー!」という声にこちらも手を振って応えます。ヒーロー気分。
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3日目は、岐阜から奈良への196.6km。まずは彦根城のスタンプポイント。初めて「ひこにゃん」に会って大はしゃぎ。このあとすぐ、2連続のPC(パスコントロールポイント)に突入。大失敗……(涙)。少々浮かれ過ぎたかな!?
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スタンプポイントでもらうスタンプも大切な採点基準となります。スタンプが足りないとペナルティに。
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スタンプポイントでは、こんなお土産をいただきました。もう少しゆっくりしたかったけど、先を急ぎます〜。みなさん、また会いましょう!
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クラシックカーに乗っていると、地元の人たちからよく声を掛けられるんです。「どこまでいくの?」「東京を出て4日間で京都まで!」「ほぉ、そうか、頑張ってな!」。こういう気軽な会話も、楽しみのひとつ。
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お昼は、京都の宇治川の屋形船で精進料理をいただきました。風流でしょ!? ラリーニッポンは、競技だけじゃなく、世界遺産を巡ったりと、観光もゆっくり楽しめるのがいいところ。
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10円玉のモチーフになっている、平等院鳳凰堂にも立ち寄り、ミュージアム鳳翔館の見学もしました。素晴らしい浮き彫りや掛け軸など、日本の美に触れ、とても心落ち着くひととき。
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平等院ではご朱印状をいただきましたよ。このあと東寺や下賀茂神社でも。参加者のみなさんからは「初めてもらいました!」との喜びの声が。
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その日の夜、奈良県主催のパーティで。一緒に写真を撮ろうと、「せんとくん」は大人気!
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4日目は奈良を出発し、ゴールとなる京都の仁和寺へと向かう89.5km。旧いクルマだけに、走行中、止まってしまうといったことも。近くにいた人が押しがけを手伝う、なんてこともあるんですね。
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無事、仁和寺でゴール! 1038km、一緒に頑張ってくれた「AC ACE」、ありがとう! そして、東儀さん、運転お疲れさまでした〜。
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東儀さんのファンのみなさんは、バスをチャーターしたり、レンタカーを使って各地で応援してくれたんですよ。しかも手作りの横断幕には、私の名前まで!! みなさん、ありがとうございま〜す!
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東儀さんだけでなく、私までプレゼントをいただいちゃいました(泣)。カンドーです!
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仁和寺の境内には、珍しいクルマをひと目見ようと、たくさんの人が集まって大盛り。楽しかった4日間ももう終わり。またいつか出たいな!