【F1 2022】第4戦エミリア・ロマーニャGPでフェルスタッペン優勝 レッドブル1-2
2022.04.25 自動車ニュースF1世界選手権第4戦エミリア・ロマーニャGPの決勝が、2022年4月24日、イタリアのイモラにあるアウトドローモ・インテルナツィオナーレ・エンツォ・エ・ディーノ・フェラーリ(4.909km)を63周して行われた。
金曜日の予選でポールポジション獲得、土曜日のスプリントも制したレッドブルRBPTのマックス・フェルスタッペンが、日曜日のレースでも完勝。今シーズン2勝目、通算22勝目を飾った。今季からポイントが増えたスプリントでの8点に加え、レース優勝の25点、さらにファステストラップ1点と、獲得できる最大のポイントを手に入れ、ドライバーズランキングでも2位に浮上した。
2位にはセルジオ・ペレスが入り、レッドブルはフェラーリの地元で1-2フィニッシュを達成。スタートで3位から2位に上がると、首位を快走するフェルスタッペンの後ろで壁となり、フェラーリのシャルル・ルクレールらを見事に抑え切った。
ポイントリーダーのルクレールはといえば、3位走行中のレース終盤に痛恨のスピンで6位。代わってマクラーレン・メルセデスのランド・ノリスが表彰台にのぼった。
メルセデスのジョージ・ラッセルは4位、アルファ・ロメオ・フェラーリのバルテリ・ボッタスはメルセデスを攻略できず5位でゴールした。アルファタウリRBPTの角田裕毅は力走の末に7位入賞し、今季2度目の得点。アストンマーティン・メルセデスは、セバスチャン・ベッテル8位、ランス・ストロールが10位でフィニッシュし今季初入賞を遂げた。ハース・フェラーリのケビン・マグヌッセンは9位だった。
以下、11位アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ・メルセデス)、12位ピエール・ガスリー(アルファタウリ)、13位ルイス・ハミルトン(メルセデス)、14位エステバン・オコン(アルピーヌ・ルノー)、15位ジョウ・グアンユー(アルファ・ロメオ)、16位ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)、17位ミック・シューマッハー(ハース)、18位ダニエル・リカルド(マクラーレン)が完走した。
ドライバーズチャンピオンシップでは、1位ルクレール86点、2位フェルスタッペン59点と、ルクレールのリードは27点に縮まった。その後ろは、3位ペレス54点、4位ラッセル49点、5位カルロス・サインツJr.38点と続く。
コンストラクターズチャンピオンシップは、1位フェラーリ124点、2位レッドブル113点と、差は11点に詰まった。3位メルセデス77点、4位マクラーレン46点、5位アルファ・ロメオ25点といった上位陣の並びとなる。
(文=bg)