【F1 2026】第19戦メキシコシティGPでアントネッリが最年少チャンピオンに フェルスタッペンは今季3勝目

2026.11.02 自動車ニュース bg
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F1世界選手権第19戦メキシコシティGP決勝が、2026年11月1日(現地時間)、メキシコのアウトドローモ・エルマノス・ロドリゲス(4.304km)を71周して行われた。

メキシコを含めて残り5戦で手に入るポイントは最大125点。メルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリはすでに123点ものリードを築いており、メキシコシティGPで9位以上となれば、ランキング2位のジョージ・ラッセル、同3位のルイス・ハミルトンの結果に関係なく初タイトル確定という圧倒的に優位な立場にいた。

4番グリッドからスタートしたアントネッリは、しばしそのポジションをキープした。そして赤旗中断後の再スタートで3位に上がり、見事表彰台で初戴冠を迎えた。

セバスチャン・ベッテルが持っていた23歳134日という最年少ワールドチャンピオンの記録を塗り替える、20歳68日での快挙。イタリア人としては、世界選手権初年度の1950年王者ジュゼッペ・ファリーナ、1952年、1953年と2連覇したアルベルト・アスカリ以来となるF1王者の誕生だ。

レースを制したのは、レッドブル・フォードのフェルスタッペンだった。オープニングラップでは、前にいたフェラーリの2台がコースオフしたことで、5番グリッドから2位にポジションアップ。トップのシャルル・ルクレールに5秒ペナルティーが科されると首位にのぼりつめ、今シーズン3勝目、通算74勝目を飾った。メキシコでは誰よりも多い6勝目となる。

2位はフェラーリのルイス・ハミルトンだった。予選ではフェラーリ移籍後初、3年ぶりとなるポールポジションを獲得。歴代最多ポール記録はこれで105回目に達した。優勝を目指したレースでは、チームメイトのルクレールとトップを争うなかで3位に後退。赤旗後の再スタートでルクレールをオーバーテイク、その後もチェッカードフラッグまでフェルスタッペンを執拗(しつよう)に追いかけた。

再スタートでタイヤにフラットスポットをつくってしまったルクレールはなんとか4位でゴール。マクラーレン・メルセデスのランド・ノリスは、タイヤのバイブレーションに苦しむルクレールを抜きあぐね5位に終わった。

メルセデスのジョージ・ラッセルは予選2位となるも、アイザック・ハジャーとの接触で10秒ペナルティーを受けるなどして6位フィニッシュ。マクラーレンのオスカー・ピアストリは、予選でまさかのQ2落ちとなったものの、結果7位だった。

ポイント圏の後ろには中団勢が並び、アルピーヌ・メルセデスがフランコ・コラピント8位、ピエール・ガスリー10位とダブル入賞。レーシングブルズ・レッドブル・フォードのリアム・ローソンは9位で、それぞれポイントを手にした。

なおハース・フェラーリは、GPウイークの2日目にあたる土曜日から、エステバン・オコンに代わりリザーブドライバーの平川 亮にステアリングを託すという決断を下した。急きょF1デビューが決まった平川は、18番手スタートから13位完走と、まずまずの結果で代役をつとめた。

11位ガブリエル・ボルトレート(アウディ)、12位アイザック・ハジャー(レッドブル)、13位平川(ハース)、14位アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ・メルセデス)、15位カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)、16位ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)、17位セルジオ・ペレス(キャデラック・フェラーリ)が完走した。

19戦で380点を集めたアントネッリがタイトルを決めたが、ドライバーズチャンピオンシップ2位以下は混戦模様だ。ランキング4位から2位に浮上した261点のフェルスタッペンに続き、3位ハミルトン259点、4位に落ちたラッセル250点、5位ルクレール245点と接近戦が続く。

コンストラクターズチャンピオンシップは、1位メルセデス630点、2位フェラーリ504点、3位レッドブル380点、4位マクラーレン371点、5位レーシングブルズは104点といった上位の顔ぶれとなる。

次の第20戦サンパウロGP決勝は、11月8日(日本時間の9日未明)に行われる。

【追加更新】
レース後、7位に終わったピアストリに、アービッド・リンドブラッドと接触したことによる10秒加算のペナルティーが科され、ピアストリは15位に降格。8位だったコラピントからサインツJr.まで1つずつ順位が繰り上がり、ボルトレートまでが入賞となった。

またコンストラクターズランキング4位のマクラーレンは365点にポイントを減らし、5位レーシングブルズは106点となった。

(文=bg)

F1第19戦メキシコシティGPを制したレッドブル・レッドブル・フォードのマックス・フェルスタッペン(写真左)、2位に終わったフェラーリのルイス・ハミルトン(同右)。合計11ものタイトルを獲得してきた世界王者の2人が、このレースを3位で終え最年少で新チャンピオンに輝いたメルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリ(同中央)の偉業をたたえた。(Photo=Getty Images / Red Bull Content Pool)
F1第19戦メキシコシティGPを制したレッドブル・レッドブル・フォードのマックス・フェルスタッペン(写真左)、2位に終わったフェラーリのルイス・ハミルトン(同右)。合計11ものタイトルを獲得してきた世界王者の2人が、このレースを3位で終え最年少で新チャンピオンに輝いたメルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリ(同中央)の偉業をたたえた。(Photo=Getty Images / Red Bull Content Pool)拡大

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