【ルマン24時間】18時間経過、MGが戦列を去る
2002.06.16 自動車ニュース【ルマン24時間】18時間経過、MGが戦列を去る
ゴールまで6時間、第70回ルマン24時間レースは終盤を迎えている。No.1アウディR8は1位のまま。ファステストラップを記録するなど、依然アンタッチャブルな速さで他を圧倒している。周回数は275周、総距離は3800kmを越えた。
またもやタイヤバーストに見舞われたNo.2にかわりNo.3のR8が一時2位を走ったが、現在はカーナンバー通りのオーダー。ジョニー・ハーバート駆るNo.2が2位、ミハエル・クルムがステアリングを握るNo.3が3位。トップ3のアウディは3分30秒台という予選並みのペースをキープしており、他の追随を許さない。
トップ10は、すっかりおなじみとなった顔ぶれ。4位No.8ベントレーが11周遅れ、チームORECAのダッラーラ・ジャッドの2台が、5位No.14、6位No.15。7位レーシング・フォー・ホーランドのNo.16童夢ジャッド。チームゴウのNo.5アウディ(写真)は8位まで追い上げている。キャディラックのノーススターLMP-2は、タイヤのパンクでNo.6が9位、No.7が10位と順位を落とした。
アウディの牙城を切り崩さんばかりの勢いで一時は4位を走ったMGだが、朝まで残っていた1台、No.27は11位を走っている最中、エンジンから煙をあげマシンを止めた。MG全滅。これにより、総合15位のNo.25のWRプジョーがLMP675クラスのトップにたった。
GTSクラスは、コーヴェットレーシングのシボレー・コーヴェットが1-2体制、総合でも12、13位につけている。
GTクラスはレーサーグループのNo.81ポルシェ911GT3がクラスリーダーで総合17位。チームタイサンのNo.77ポルシェはクラス3位で、同2位のフライジンガーモータースポーツ所属No.80ポルシェの3周後ろを走っている。
(webCG 有吉)
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