大阪オートメッセ2009
2009.02.20 画像・写真2009年2月13日から3日間、カスタマイズカーの祭典「大阪オートメッセ2009」が開催された。解説を添えながら、会場の様子を写真で紹介する。(文と写真=桃田健史(IPN))
開催場所は、インテックス大阪。大阪港に隣接する商業地域にあり、東京でいえば「お台場」のようなところ。建物最上階は駐車スペース。朝8時半過ぎ、駐車場開場とともに一斉にスペースが埋まり始めた。
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開催場所は、インテックス大阪。大阪港に隣接する商業地域にあり、東京でいえば「お台場」のようなところ。建物最上階は駐車スペース。朝8時半過ぎ、駐車場開場とともに一斉にスペースが埋まり始めた。
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主催者は、『CARトップ』や『オンリーメルセデス』を発行する、交通タイムス/イリオス(KIグループ)。毎年1月に幕張メッセで開催されている、東京オートサロン(三栄書房主催)のライバルで、今年で開催13年目。
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芸能ネタでも、たびたびテレビや雑誌に登場している、デコデコの「SL」。アフターパーツブランド「ギャルソン」が手がけた、「日本的発想のメルセデスの楽しみ方」だ。独ブラバス社のブッシュマン社長もこのSL、「大のお気に入り」。
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VIPカーの大御所、「ジャンクション・プロデュース」。同社の武富社長は、自らの半生とVIPカーの歴史を描いた自叙伝的書籍も出版。クラウン、セルシオ、シーマなど、90年代日本の高級車たちが人気の中心だ。
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「ラストステーション」の「イーグル」。ベースはスズキ・スイフトで、スズキのスポーツサス、クスコの強化スタビ、LSDなどを装備。ボディ側面には、イーグルが羽ばたく様子を描く。
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日本車の旧車がブームだ。デボネア、トヨタ2000GT、ハコスカGT-R、いすゞベレットなど、「定番旧車」たちを一挙公開。旧車マニアで、旧車モデルカーコレクターとして知られる自動車評論家、片岡英明氏のトークショーも人気。
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「コックピット亀岡」の「プリウス」。ボディシルエットは、ミニバン界の大御所ケンスタイルを採用。ボンネットはカーボン調の艶消しタイプで、ズッシリとした雰囲気。今回会場内に出展されたハイブリッドは、これ1台だけ。
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「キタァーっ!!」。カスタムショップGP1の、MINI“痛車”。コスプレのコンパニオンの周りには終日、カメラのフラッシュが絶えなかった。ただし、会場内には想像していたほど痛車がいない。痛車もそろそろブーム終焉か?
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米ラスベガス「SEMAショー」のような趣き。関西ではアメ車の人気が根強い。「クライスラー300C」は、ガルウイングとエアサスで目一杯デコレーション。ユニバーサル・エア・サスペンションで「ドッカン! バッスン!」と300Cが踊りまくる。
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日本でのBMWアフター系トレンドの先駆者、Studie。本社はJR新横浜駅近くだが、今回は地元関西のStudie神戸が出展。商品構成の中心はいまでも3シリーズ。BMWアフター系がより大きくブレイクするには、5シリーズ系エアロ人気が高まる必要あり。
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ドリ車にF1、GTカー。日本国内で自動車アフターマーケット市場が急速に縮小している昨今だが、ラジコン熱はいまだに冷めていない。日本車旧車コーナーに隣接する、タミヤのラジコンコースは参加者(20代〜50代)と多数の見物客でごった返していた。
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3日間の入場者数は、23万6000人。ブース内部には屋台村が並ぶ。筆者は600円の広島焼きを注文。東京では考えられない、量の多さと抜群の旨さに驚愕! やっぱり食い倒れの町、大阪はスゴイ!!
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トヨタ・ハイエースのドレスアップが人気だ。埼玉を本拠とするPLOTは、ハイエースの本場(?)関西に殴りこみ! 「ピンクのブタ」の巨大ディスプレイが目立っている。「Dog Fighter」のサスキットも積極的に展示した。
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ハイエースの広大な室内空間を、思い切り活用したインテリア。これまでハイエース関連ショップの多くは、「バニング系(巨大リアスポイラーが目立った改造ミニバン)」をメインとしていた。だが会場には巨大エアロは少なく、シックでお洒落なノリが主流だ。
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名付けて「ピコエース」。ハイエースの小型モデル+ラジオフライヤーで、コンプリートキット価格は9万8000円也。アメリカンなラジオフライヤーが、純日本風ハイエースとベストマッチ! ちなみにハイエースは北米に輸出されていない。
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「カプチーノGTコンセプト」は、専門学校テクニカルカレッジ神戸の学生による作品。授業の一環で、レースカーのメインテナンスやカスタマイズにも取り組んでいる。全国各地にこうした自動車系専門学校が多く、学生数も安定しているとか。昨今話題の「若者のクルマ離れ」などウソのようだ……。
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なんと「FRのコペン」だ! 制作したのは、兵庫のプロバイル。ワインディング走行で「コペンはFFよりFRにすべき!」と感じた兵庫県の地元有志たちと共同制作。会社員の竹田敏規さん(25)、高校生の宝野吉高さん(18)も参加した。できれば市販したい、とのこと。
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ネクサスオート/グランドスラム・トップ志津が出展した「コペン レボルーション」。「お客さんの要望で、結構時間かけて作り上げました」と、関係者。グラマラスなフルボティキット、各部がデコデコしたインテリア、液晶モニターは総計8つも装備する!
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京都の「はろーすぺしゃる」が送り出した、スズキ・キャリートラック。フロントバンパースポイラー(5万400円)にある、フロントのオイルクーラーはダミー。人気商品は4本セットのオーバーフェンダー(1万5750円)。軽トラドレスアップは、全国的にジワジワっとキテいるらしい?
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新車も中古車もパッとしないなか、唯一元気なのが、軽自動車のドレスアップ。子供の視線も、「これ、カッチョいい〜」と釘付けだ。