吉田由美の“撮っておき”デトロイトショー2013
2013.01.21 画像・写真カーライフエッセイストの吉田由美が2年ぶりにデトロイトショーに突撃! さて、今回特に印象に残ったのは……? とっておきのシーンを写真で紹介する。(文と写真=吉田由美)

今年もデトロイトショーはメルセデス・ベンツのニューイヤーレセプションパーティー(前夜祭)でスタート。まずはお約束の、ダイムラーAG取締役会長 ディーター・ツェッチェさまとのツーショットから(笑)。
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今年もデトロイトショーはメルセデス・ベンツのニューイヤーレセプションパーティー(前夜祭)でスタート。まずはお約束の、ダイムラーAG取締役会長 ディーター・ツェッチェさまとのツーショットから(笑)。
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毎回、メルセデス・ベンツのレセプションーパーティーでは、ショー本番には展示されないクルマが登場します。今回は新型車の「CLAクラス」が登場〜。オープニングを飾ったのは、写真のKarmin(カーミン)。『YouTube』で映像が2億回も再生されたという人気のポップデュオです。
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レセプションパーティーは、食事もおいしくてうれしい〜。特に、リゾットとこちらのロブスターは◎(二重丸)!
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「デトロイトのダウンタウンは治安が悪いので、人目のある場所でも徒歩で移動はしないように」というのが鉄則。今回は、メルセデス・ベンツのシャトルが、ホテルから会場まで運んでくれました。ボディーサイドに見える文字「Mercedes-Benz Media Shuttle NAIAS Detroit 2013」が、その目印。
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これは、デトロイトショーの会場となるコボ・センターの看板。看板の写真があると“行った感”が残るので、どんなオートショーでも私は必ず撮影しています。
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2日間にわたるプレスデイでは、多くのブースでお料理や飲み物などがふるまわれます。日本のメーカーの場合、アメリカでも人気のおすしなどが用意されることが多いです。ちなみに、こちらの写真はアキュラのブース。カフェ系のおもてなしは、本格的。
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今回のデトロイトショーで一番の話題はこちら。新型「シボレー・コルベット スティングレイ」(日本名:シボレー・コルベット)。プレスデイ初日のシボレーブースでは、コルベットの歴代モデルも展示されましたが、そのボディーカラーは白で統一。新型のみ赤をまとっていました。写真で壁面に飾られている赤いコルベットも、新型。2日目になると、新型は黒いボディーカラーのみの展示となっていました。
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アメリカのメーカーの中で、最も盛り上がっていたのはGM。新型「コルベット」を発表したシボレーのプレスカンファレンスも沸きに沸いていましたが、キャデラックブランドも「ATS」が北米カーオブザイヤー2013を受賞するなど、盛り上がりを見せていました。
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北米のカー・オブ・ザ・イヤーには、アメリカらしく、「トラック・オブ・ザ・イヤー」というカテゴリーもあります。2013年の北米トラック・オブ・ザ・イヤーは、こちら。クライスラーグループの「ダッジ・ラム1500」が受賞。
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もしも「ワースト・プレスキット・オブ・ザ・イヤー」というものがあるとしたら、(新年一発目のモーターショーにもかかわらず)大賞受賞間違いなしの、ジープのプレスキット。この重た〜い缶の中には、ぶ厚い取扱説明書並みの資料が!! 最近は小さなUSBメモリーやインターネットで情報を渡すメーカーが増えているというのに……(笑)。しかし、ある意味、ジープっぽい。
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今年は、フォードの設立者ヘンリー・フォードの生誕150周年にあたる年。今回のデトロイトショーでは、フォードはそれほど元気な印象を受けませんでしたが、今後は関連イベントなどもあるようで、楽しみ〜。
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今回のショーでは、欧州車勢が元気。リーマンショック後も北米を重要な市場と位置付けるメルセデス・ベンツは、今回も気合が入っています。マイナーチェンジした「Eクラス」シリーズもズラリと展示。
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MINIは、「ペースマン」のハイパフォーマンスバージョン「ジョンクーパーワークス ペースマン」をお披露目。食べ物のディスプレイも、めちゃめちゃかわいい〜。さすがはMINIブランド! という感じ。
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こちら、何だかわかります? ジャガー・ランドローバーブースに展示されていたオブジェです。ボディーカラーの見本だと思われるのですが、こうやってディスプレイされると、とってもスタイリッシュ。
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日本勢もなかなか元気でした。特にプレミアムブランドが! 今回レクサスは新型「IS」をワールドプレミア。2.5リッターV6の「IS250」と3.5リッターV6の「IS350」、さらにハイブリッドモデル「IS300h」もラインナップされるとか。日本での発売時期は、今春らしい……。
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日産の高級ブランド インフィニティからは、「スカイライン」の最新モデルとなる「Q50」が登場。インフィニティでは今後、スカイラインセダンに「Q50」という名称を使用するとか。ちなみにこちら、「フーガ」などに採用されているのと同じハイブリッドシステムが搭載されるみたい。一緒に写っているのは、日産自動車の常務執行役員 中村史郎さま。
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ホンダもクーペライクなコンパクトSUV「アーバンSUVコンセプト」を発表。ガソリン、ディーゼル、ハイブリッドのラインナップで、2013年、日本市場から順に発売されるとか。
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先日、雑誌の取材で試乗させていただいたトヨタ自動車同好会「CRAZY CAR PROJECT」の「2000GT SOLAR EV」をショー会場地下1階、アイシンブースの前で発見しました。がんばってくださいね〜。
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今やアメリカのブランドの中でも注目株の「テスラ」。デトロイトショーでは話題のSUV「モデルX」を出展。こちら、1チャージで435kmも走行できるという電気自動車なのですが、加速も「ポルシェ911」を上まわるとか。3列シートで、ドアは上に跳ね上がるガルウイング式。
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デトロイトのシンボル、GM本社ビル。ここの最上階にはレストランがあり、今回も足を運びました。新たな発見もあって、それはロゴマークがGMブランドのそれぞれに変わること(写真はキャデラックのエンブレム)。その下に見えるイルミネーションも、写真の青から赤へと変化します。