
4戦目にして今季初優勝を遂げたチャンピオン、レッドブルのセバスチャン・ベッテル(左から2番目)。そのベッテルを追いつめたロータスのキミ・ライコネン(一番左)が2位、ロメ・グロジャン(左から3番目)は3位に入り自身初表彰台となった。(Photo=Red Bull Racing)
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4戦目にして今季初優勝を遂げたチャンピオン、レッドブルのセバスチャン・ベッテル(左から2番目)。そのベッテルを追いつめたロータスのキミ・ライコネン(一番左)が2位、ロメ・グロジャン(左から3番目)は3位に入り自身初表彰台となった。(Photo=Red Bull Racing)
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スタートでトップを守ったポールシッターのベッテル(先頭)。2番グリッドのルイス・ハミルトン、3番グリッドのマーク・ウェバーらが続いた。予選6位と健闘したトロロッソのダニエル・リチャルドは出だしでつまずき一気に17位までダウン。(Photo=Red Bull Racing)
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1週間前の前戦中国GP、チームメイトのウェバーが新しいエキゾーストシステムをトライしたのに対し、ベッテル(写真)は旧型を装着。結果はウェバー4位、ベッテル5位だった。今回は新システムを取り入れた王者が予選、決勝を通してウェバーを上回り、優勝してみせた。レッドブルの復活を印象づける勝利となったが、当のベッテルは「タイトなシーズンだからね。マシン性能は接近し小さなことが大きな違いにつながる」と、会心の1勝にも慎重なコメントを残した。(Photo=Red Bull Racing)
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ロータスは、文字通り今年のダークホース的存在。2007年チャンピオンのライコネン(写真)は、トップのベッテルを1秒以内に捉えたが抜けず2位。「勝てるチャンスはあった」と、相変わらずの涼しい顔で悔しさをにじませるコメントを残したが、2009年イタリアGP以来となるF1の表彰台でシャンパンファイトを楽しんだ。チームメイトのグロジャンは3位。自身初ポディウム、フランス人ドライバーとしては1998年ベルギーGP、ジャン・アレジ以来の表彰台となった。(Photo=Lotus)
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今回、コース外の出来事で話題となったフォースインディア。ポール・ディ・レスタ(写真)は予選でQ3に進出するとタイム計測せずタイヤを温存。その結果、フレッシュなタイヤをレースで使うことができ、大勢が3ストップをとったなか、2ストップで見事6位の座を勝ち取ることができた。(Photo=Force India)
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マクラーレンはバーレーンで苦戦。予選2位のハミルトン(写真後ろ)は、3回のピットストップのうち2度もホイールナットがうまく装着できずタイムロス、結果8位。ジェンソン・バトン(同前)は、4番グリッドからスタートしたが、タイヤのタレに苦しみ上位に食い込めない。レース終盤、7位走行中にタイヤのパンクに見舞われ、残り2周の時点でデフのトラブルでマシンを降りた。18位完走扱い。(Photo=McLaren)
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ニューマシンに手を焼くフェラーリにあって、幸運にもマレーシアGPで優勝したフェルナンド・アロンソの陰にすっかり隠れたフェリッペ・マッサ(写真)が、ようやく今季初得点。予選では14位と相変わらず低調ながら、レースではアロンソと肩を並べるほどのパフォーマンスを披露、9位でレースを終えた。アロンソは予選9位から7位完走。(Photo=Ferrari)
『第4戦バーレーンGP「混乱のGP、接戦のシーズン」【F1 2012 続報】』の記事ページへ戻る
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