
バーレーンGPで今季2勝目を飾ったレッドブルのセバスチャン・ベッテル(写真左から3番目)。ロータスのキミ・ライコネン(一番左)は2位、同じくロメ・グロジャン(一番右)は3位。1年前の同GPと同じ顔ぶれが表彰台にそろった。(Photo=Red Bull Racing)
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バーレーンGPで今季2勝目を飾ったレッドブルのセバスチャン・ベッテル(写真左から3番目)。ロータスのキミ・ライコネン(一番左)は2位、同じくロメ・グロジャン(一番右)は3位。1年前の同GPと同じ顔ぶれが表彰台にそろった。(Photo=Red Bull Racing)
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ベッテル(先頭)にとっての勝負どころはスタート後3周目。メルセデス駆るポールシッターのニコ・ロズベルグ(その後ろ)を抜きトップを奪うと、その後、格段に勝るペースで後続を引き離した。(Photo=Red Bull Racing)
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タイヤに厳しいサーキットで、タイヤに優しいロータス&ライコネンが1回少ない2ストップで2位入賞。しかしポールタイムの0.9秒落ちという予選タイム、8番グリッドからのスタートは、優勝への大きなハンディキャップとなった。(Photo=Lotus)
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今年のグロジャンには成長の跡が見られる。昨年はたびたび他車と絡み“クラッシャー”と恐れられ、1レース出場停止まで言い渡されたが、今年に入るとレースで10位、6位、9位、そして今回バーレーンで3位と、安定してポイントを稼いでいる。ライコネンとの“共稼ぎ”も相まって、ロータスは現在、首位レッドブルから16点差のコンストラクターズランキング2位につけている。(Photo=Lotus)
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フォースインディアが健闘し、トップ4の間に割って入った。ポール・ディ・レスタ(一番前)は5番グリッドから2ストップで一時2位を走行したが、ロータスの2台にかわされ結果、自身最高位タイの4位フィニッシュ。エイドリアン・スーティル(その後ろ)は、スタート直後の接触で予定外のタイヤ交換を余儀なくされ13位完走。チームはマクラーレンを抜きランキング5位につけている。(Photo=Force India)
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マクラーレンのジェンソン・バトン(右)、セルジオ・ペレス(左)は激しいチーム内バトルを繰り広げた。両車のラインは度々交錯し、時に接触するほど熱を帯び、先輩格のバトンは若きチームメイトに「アグレッシブすぎる」と“お説教”。ペレスはそれを認めながら、「バトンもそうだった」と返していた。移籍後の評価が芳しくなかったペレスは今季最高位の6位、バトンは4ストップで10位。(Photo=McLaren)
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予選3位から早々に2位に上がったフェラーリのフェルナンド・アロンソ(前)。ベッテル追撃にかかる矢先に、可変リアウイングのDRSがトラブルを起こし、ウイングのフラップが開いたままの状態になってしまった。しっかりしたダウンフォースが得られないため、7周目に緊急ピットイン。メカニックがフラップを手で元に戻したが、コースに戻り再びDRSを作動させると問題再発。結局アロンソは大幅に順位を落とし、大半をDRSなしで走り、何とか入賞圏内の8位で完走した。チームメイトのフェリッペ・マッサにはタイヤが壊れるトラブルが2回も起き、15位無得点。(Photo=Ferrari)