
第71回モナコGPの表彰台に上がったドライバー。メルセデスのニコ・ロズベルグ(中央)はポール・トゥ・ウィンで自身通算2勝目。2位にセバスチャン・ベッテル(左)、3位マーク・ウェバー(右)とレッドブル勢が両脇を固めた。(Photo=Red Bull Racing)
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第71回モナコGPの表彰台に上がったドライバー。メルセデスのニコ・ロズベルグ(中央)はポール・トゥ・ウィンで自身通算2勝目。2位にセバスチャン・ベッテル(左)、3位マーク・ウェバー(右)とレッドブル勢が両脇を固めた。(Photo=Red Bull Racing)
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スタートシーン。2戦連続のフロントロー独占となったメルセデスが1-2で最初のターンへ。予選3位のベッテルは好スタートを決めたものの、狭いモナコ、間に割って入る隙間はなし。(Photo=Mercedes)
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前戦スペインGP後、ピレリからのオファーで極秘に3日間・1000kmにおよぶタイヤテストを行ったことが判明したメルセデス。“黒い疑惑”にライバルの不満は爆発、レッドブルとフェラーリは正式に抗議することとなったが、コース上のロズベルグの勝利は完勝といっていいものだった。ポールポジションからの危なげないレース運びで、2度のセーフティーカー、1回の赤旗中断と度々リードタイムを帳消しにされながらもその度に後続を引き離すことができた。父ケケが成し遂げたモナコ優勝を、30年後に息子がやってのけた。(Photo=Mercedes)
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予選3位から2位表彰台に終わったチャンピオンのセバスチャン・ベッテル。優勝こそ逃したが、チャンピオンシップを争うランキング2位のキミ・ライコネンが今回10位、同3位のフェルナンド・アロンソは7位でチェッカードフラッグを受けてくれたおかげでポイントリードを拡大させることに成功。ライコネンとのギャップは21点になった。(Photo=Red Bull Racing)
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抜けないモナコで気持ちのいいオーバーテイクを見せてくれたのがフォースインディアのエイドリアン・スーティル(写真前)。ジェンソン・バトン、フェルナンド・アロンソといったつわものを次々と料理し、予選8位から5位でフィニッシュした。僚友ポール・ディ・レスタは17番手スタートから虎視眈々(たんたん)と上位を狙い9位入賞。(Photo=Force India)
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フェラーリにとっては厳しい週末となった。フェルナンド・アロンソ(写真前)は予選で6位、決勝ではメルセデス、レッドブルはおろかフォースインディア、マクラーレンにもペースでかなわず7位。チームメイトのフェリッペ・マッサは土曜日のフリー走行でクラッシュ、マシンを壊し予選出走できず。レースには出場できたものの、同じ場所で同じようにクラッシュを演じリタイア、セーフティーカーのきっかけをつくった。首を痛め病院で検査を受けた。(Photo=Ferrari)
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モナコの暴れん坊、マクラーレンのセルジオ・ペレス(写真右下)。チームメイトのジェンソン・バトンやアロンソらと抜きつ抜かれつのバトルを演じ場をわかせた。69周目、前を走る5位キミ・ライコネンと接触、マシンを壊しながらもコースにとどまっていたがレース続行は難しく、16位完走扱い。バトンは6位でレースを終えている。(Photo=McLaren)
『第6戦モナコGP「父子優勝と、タイヤを巡る“黒い疑惑”」【F1 2013 続報】』の記事ページへ戻る