
第8戦イギリスGPを制したメルセデスのニコ・ロズベルグ。第6戦モナコGPに次ぐ今季2勝目、自身通算3勝目を飾った。(Photo=Mercedes)
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第8戦イギリスGPを制したメルセデスのニコ・ロズベルグ。第6戦モナコGPに次ぐ今季2勝目、自身通算3勝目を飾った。(Photo=Mercedes)
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スタートでトップを守ったポールシッターのルイス・ハミルトン(写真手前)。フロントロー独占のメルセデスの間に割って入ったのがセバスチャン・ベッテルのレッドブルだった。(Photo=Mercedes)
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スタートで3位に落ちたものの、首位快走中のチームメイト、ハミルトンを襲ったタイヤのバーストや、ベッテルのギアボックストラブルによるリタイアに助けられ、1位の座が転がり込んできたロズベルグ。終盤マーク・ウェバーの猛チャージを振り切り0.7秒という僅差で勝利をつかんだ。“予選だけ最速”と揶揄(やゆ)されたメルセデスは、ここにきてレースペースでも速さを示している。なおレース後、イエローフラッグ区間で十分に速度を落とさなかったことでスチュワードから呼び出しを受けたが、「戒告」で済み、事なきを得た。(Photo=Mercedes)
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イギリスGP直前に今季限りでF1を去ることを表明したウェバー。予選4位からスタートで失敗、さらにロータスのロメ・グロジャンと接触したことが響きオープニングラップを15位で終えるという最悪の出だしだったが、その後挽回し見事2位表彰台を獲得。あと1、2周あったら、1年ぶりの大逆転勝利も夢ではなかっただろう。間もなく37歳になるベテランドライバー、その実力に衰えは感じられない。(Photo=Red Bull Racing)
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予選で10番手タイム(前車のペナルティー降格で決勝は9番グリッド)と、選手権ランキング2位のフェルナンド・アロンソのイギリスGPは絶不調な幕開け。タイトルを争うポイントリーダー、ベッテルの前でゴールし点差を縮めたいアロンソは、レッドブルのリタイアで闘志をメラメラと燃やし、残り7周で8位から3位まで一気に上り詰めた。これによりベッテルとのギャップは36点から21点に縮まった。(Photo=Ferrari)
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母国のファンを前に予選で圧倒的な速さを披露しポールポジションを獲得したルイス・ハミルトン(写真手前)。メルセデス移籍後の初勝利に向け、1位のポジションからレースを組み立て始めたところで、突如左リアタイヤのバーストに見舞われた。大きく順位を落としたが、その後挽回し4位完走。(Photo=Mercedes)
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ハミルトンのタイヤバーストで首位の座が舞い降りてきたベッテル。しかしトップ周回中の41周目、レッドブルのギアボックスは働くことをやめコース上で息絶えた。36点もの大量ポイントリードは、これで21点に。(Photo=Red Bull Racing)
『第8戦イギリスGP「新たなタイヤ問題」【F1 2013 続報】』の記事ページへ戻る