
今年で2回目となるテキサスはオースティンでのアメリカGP。レッドブルのセバスチャン・ベッテル(中央)は8月末から一度も勝利を譲ることなく8連勝を飾り、ミハエル・シューマッハーの持つ年間最多連勝記録を更新した。2位はロータスのロメ・グロジャン(左)、3位はベッテルのチームメイト、マーク・ウェバー(右)。(Photo=Red Bull Racing)
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今年で2回目となるテキサスはオースティンでのアメリカGP。レッドブルのセバスチャン・ベッテル(中央)は8月末から一度も勝利を譲ることなく8連勝を飾り、ミハエル・シューマッハーの持つ年間最多連勝記録を更新した。2位はロータスのロメ・グロジャン(左)、3位はベッテルのチームメイト、マーク・ウェバー(右)。(Photo=Red Bull Racing)
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スタートシーン。サーキット・オブ・ジ・アメリカズの名物コーナー、急な上り坂を駆け上がって迎えるヘアピン状のターン1を前に、ポールシッターのベッテル(右から2番目)がトップに立った。その真横のウェバーは、グロジャン、ルイス・ハミルトンらに先行を許し4位に後退。(Photo=Red Bull Racing)
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今年8回目のポールポジションから12回目の勝利。8連勝で年間連勝記録を更新したベッテルの前には、アルベルト・アスカリが60年もの間保持し続けているシーズンをまたいでの連勝記録「9」と、シューマッハーの持つ年間最多勝記録「13」が残されている。(Photo=Red Bull Racing)
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ベッテル(先頭)に次ぐ2位でレースを終えたグロジャン(2台目)。首位を狙うまではいかなかったが、レース中盤からチャージをかけてきたウェバー(3台目)をしっかりと抑え切った。なお最後の2戦を欠場することになったキミ・ライコネンの代役、ヘイキ・コバライネンは、数時間しか経験のないロータスのマシンで予選8位と健闘。しかしレースでは、フロントウイングの異常でノーズ交換を余儀なくされ、15位完走に終わった。(Photo=Red Bull Racing)
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レース前、マシンのボディーにヒビが見つかりシャシーを変更したハミルトンは、ここのところの苦戦から解き放たれて、安定して周回を重ねることができた。とはいえ、スタートで3位に上がるも、タイヤをセーブする走りに徹したことで表彰台には届かず4位。ニコ・ロズベルグが9位で入賞したメルセデスは、コンストラクターズ選手権で2位を争うフェラーリに15点差をつけて最終戦に臨む。(Photo=Mercedes)
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フェルナンド・アロンソは予選での定位置ともいえる6位から1つポジションを上げ5位入賞。この結果、2005年、2006年チャンピオンは地味ながら2年連続のドライバーズランキング2位を確定させた。フェラーリは、フェリッペ・マッサが得点できず13位完走となり、コンストラクターズチャンピオンシップ2位のメルセデスとのポイント差は11点から15点に開いてしまった。(Photo=Ferrari)
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過去17戦で獲得したポイントはわずか1点。苦戦していたウィリアムズは、新人バルテリ・ボッタスが八面六臂(ろっぴ)の活躍を見せ、予選ではQ3進出を果たし9番手、決勝でも並みいる強豪を相手に入賞圏内にとどまり続け8位でゴール。自身初ポイントとなる4点を獲得した。(Photo=Williams)
『第18戦アメリカGP「ベッテル8連勝でさらなる高みへ」【F1 2013 続報】』の記事ページへ戻る