吉田由美の“撮っておき”デトロイトショー2014
2014.01.20 画像・写真色とりどりのコンセプトカーや、スポーツタイプのニューモデルが見られた2014年のデトロイトショー。カーライフエッセイスト 吉田由美の印象に残ったのは……? 写真とともに報告します。
(文と写真=吉田由美)

2014年も、海外取材はアメリカのデトロイトショー(北米国際自動車ショー)からスタート。到着する2日前まで現地はマイナス20度の大寒波に見舞われていましたが、私の滞在中は、天気もよく暖か。
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2014年も、海外取材はアメリカのデトロイトショー(北米国際自動車ショー)からスタート。到着する2日前まで現地はマイナス20度の大寒波に見舞われていましたが、私の滞在中は、天気もよく暖か。
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デトロイトに日が昇るのは遅く、会場に到着した朝7時半ごろは薄暗い。写真中央に見えるのは、ゼネラルモーターズの本社ビル。2013年に財政破たんしたデトロイト市ですが、早く元気になってほしいものです。
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モーターショーのプレスデイ前日に行われたのは、これまた毎年恒例となっているダイムラーの前夜祭「ニューイヤーレセプション」。今年も参加しました。今回の主役は……このロゴマークの、新型「メルセデス・ベンツCクラス」。
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毎回すてきなゲストが登場するのも、「ニューイヤーレセプション」の楽しみのひとつ。今年のゲストは、元「デスティニーズ・チャイルド」のケリー・ローランドでした。新型「Cクラス」は、サイズだけでなく、質感も迫力もワンクラスアップ!?
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プレスデイ初日の、メルセデス・ベンツのプレスカンファレンス。この日も新型「Cクラス」とともに、ケリー・ローランド(写真右から2人目)がステージに。ドレス姿だった前夜祭とはガラリと雰囲気を変えて、カジュアルなスタイルで登場。
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各メーカーのプレスカンファレンスに先駆けて行われる、「北米カー・オブ・ザ・イヤー」の発表&受賞式。今年のイヤーカーは「シボレー・コルベット」。納得~(笑)。
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今回のショーでは「シボレー・コルベット」のハイパフォーマンスバージョン「Z06」とレーシングマシン「C7.R」がお披露目されました。シボレーのモニター画面に映し出される映像で、待ち時間も楽しめました~。
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「コルベット」に負けじと(?)、新型「フォード・マスタング」もお披露目。もっと華やかな演出で登場するのかと思いきや……わりと普通でした(笑)。今年、北米は新型マスタングの年になりそう。
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日本のニュース番組でも大きく取り扱われていたという「トヨタFT-1」。カリフォルニア州にあるトヨタのデザインスタジオ「Calty」が担当。その走りは、ドライビングシミュレーションゲーム「グランツーリスモ6」で体験可能。
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今年のデトロイトショーでは、赤、青、黄、オレンジといったカラフルな色が目につきます。そのうち赤いボディーカラーのクルマは、66台も! 特にこちら「インフィニティQ50 Eau Rouge(オールージュ)」の大人っぽい赤は、きれい~。
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「ポルシェ911タルガ4/タルガ4S」がワールドプレミア(世界初公開)。幅広のBピラーが特徴。ルーフの開閉機構は電動式で、便利に使えそう。このブルーも鮮やか。
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レクサスは、2013年の東京モーターショーで発表した「RC」の高性能バージョン「RC F」をお披露目。開発責任者 矢口幸彦氏(写真左)のお気に入りは、後ろのウイング部分とか。
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微妙なオレンジ(?)のボディーカラーもはやりなのでしょうか? こちらは「日産スポーツセダンコンセプト」。チーフクリエイティブオフィサーの中村史郎氏は、「ストラド アンバー」と呼ばれるこのボディーカラーと、ネクタイをコーディネートしていました。
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オレンジは、フォルクワーゲンブースにもありました! 「ビートル デューン コンセプトカー」は、“ザ・ビートル”をSUV風にしたコンセプトカー。背中にはスキーをしょってます。
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BMWは、新開発の直噴3リッター直6ターボエンジンを搭載する新型「M3セダン」と「M4クーペ」、さらにニューモデル「2シリーズクーペ」をワールドプレミア。ちなみに、M3セダンは青(写真)、M4クーペは黄、2シリーズクーペは赤いクルマが展示されていました。信号か!?(笑)
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クライスラーは新型「200C」と「200S」を発表。グループを形成するフィアット傘下の「アルファ・ロメオ・ジュリエッタ」がベースです。クライスラー、カンファレンスは毎年凝っているのですが、今年は……?
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クライスラーのプレスキットは、しっかりした作りのパッケージの中に、USBと、なぜか陶器! 重いし、かさばるし、取り出しにくいし……個人的には「デトロイトショー2014」の“ワースト・プレスキット”。クライスラーさん、ごめんなさい。
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アメリカといえばピックアップトラック。日本ではなじみが薄いのですがクライスラーグループの「ダッジ・ラム」は迫力モノ。この「3500」は、かなりメカメカなデザイン。日本で走ったらどんな風に見えるのかな?
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元気なデトロイトショーは足元から。ショー会場の床は、ほとんどが厚めのカーペットに覆われています。防寒のためにふかふかな靴を履いているせいもありますが、おかげで疲れはかなり軽減。
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今回、防犯のことを考えてデトロイトのダウンタウンは避け、数名でディアボーンのホテルに宿泊しました。移動は広報車の「フォードC-MAX energi」で。注目のプラグインハイブリッド車ですが、トランク狭っ!(笑)