
カナダGPで自身初優勝を飾ったレッドブルのダニエル・リカルド(左から2番目)。メルセデスのニコ・ロズベルグ(一番左)が2位、チャンピオンのセバスチャン・ベッテル(一番右)が3位表彰台からチームメイトの勝利を祝った。(Photo=Red Bull Racing)
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カナダGPで自身初優勝を飾ったレッドブルのダニエル・リカルド(左から2番目)。メルセデスのニコ・ロズベルグ(一番左)が2位、チャンピオンのセバスチャン・ベッテル(一番右)が3位表彰台からチームメイトの勝利を祝った。(Photo=Red Bull Racing)
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ポールシッターのロズベルグ(先頭右側)はスタートで加速が鈍く、2番手のルイス・ハミルトン(その左)に一瞬並ばれた。不利なアウト側にいたハミルトンはコースから押し出される格好となり、ベッテルに2位の座を奪われた。(Photo=Mercedes)
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6番グリッドからスタート、しばしポイント圏中団を走行したリカルド。レース後半に1ストッパー、フォースインディアのセルジオ・ペレスを攻略すると、トラブルに苦しむ1位ロズベルグのメルセデスに襲いかかった。ストレートスピードが遅いレッドブルにあって、飛ばすべきところでちゃんと飛ばし、抜くべきところでしっかり抜いて手に入れた初勝利だった。(Photo=Red Bull Racing)
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またもメルセデス1-2か……そんな空気が、レースの折り返しを過ぎて一変した。気温が上昇したモントリオールで、最速マシンのERSがオーバーヒートを起こし2台ともパワーロス、電気ブーストなしでの走行を余儀なくされた。ペースが遅くなったロズベルグ(写真前)は何とかマシンをなだめて2位でゴール。ロズベルグの背後を走り続けたハミルトン(その後ろ)はブレーキにも熱がこもり問題発生、開幕戦に次ぐリタイアを喫した。(Photo=Mercedes)
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決して速くはないマクラーレンというマシンを何とかポイント圏内に持ってくるという意味で、実にジェンソン・バトンらしいレースだった。予選9位からスタート、地味ながら得点圏を粘り強く走り、最後はセルジオ・ペレスとフェリッペ・マッサの脱落で気がつけば4位完走。ベテランの妙ここにあり。(Photo=McLaren)
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不調フェラーリはエンジンをアップグレードしたというが芳しくない。フェルナンド・アロンソは予選7位から6位完走。見せ場なく表彰台もまだ遠い。(Photo=Ferrari)
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カナダではパワフルなメルセデス・ユニットを載せるウィリアムズの健闘が光ったが、うまくリザルトに結びつけられず。フェリッペ・マッサ(写真前)は予選5位、決勝では一時トップを走るほどの活躍を見せたが、4位を狙っていたゴール目前にセルジオ・ペレスと接触、クラッシュし12位完走扱い。クラッシュの責任はペレスにあったとして、フォースインディアのドライバーには次戦5グリッド降格のペナルティーが課される。ウィリアムズのもう一台、バルテリ・ボッタスは7位完走。(Photo=Williams)
『第7戦カナダGP「意外性に富んだ週末」【F1 2014 続報】』の記事ページへ戻る