
第13戦イタリアGPをポールポジションから制したメルセデスのルイス・ハミルトン(右から2番目)。2位にニコ・ロズベルグ(一番左)が入り、シルバーアローの1-2フィニッシュは今季7回目となった。ウィリアムズのフェリッペ・マッサ(一番右)は今年初表彰台の3位に終わった。(Photo=Mercedes)
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第13戦イタリアGPをポールポジションから制したメルセデスのルイス・ハミルトン(右から2番目)。2位にニコ・ロズベルグ(一番左)が入り、シルバーアローの1-2フィニッシュは今季7回目となった。ウィリアムズのフェリッペ・マッサ(一番右)は今年初表彰台の3位に終わった。(Photo=Mercedes)
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スタートで、システムに不具合が起きたポールシッターのハミルトンは4位に落ち、予選2番手のロズベルグがトップに立った。(Photo=Mercedes)
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レース序盤こそキャッチアップに時間を費やしたが、モンツァでのハミルトンには一日の長があった。5月のスペインGP以来となる久々のポールポジション、宿敵ロズベルグを追いつめたレース中盤、そしてトップを奪ってからの突き放し……いずれも勝者にふさわしい内容だった。(Photo=Mercedes)
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スタートで運良くトップに立てたロズベルグだったが、高速コースで特に難しいとされるブレーキングをミスし2回もコースアウト。29周目におかした2度目のエラーは致命的で、背後から猛追を仕掛けるハミルトンに首位の座を明け渡してしまった。29点あったポイントリードは22点にまで縮まった。(Photo=Mercedes)
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強力なメルセデス・ユニットを得てウィリアムズが3-4フィニッシュ。フェリッペ・マッサ(右)は予選4位から今季初表彰台となる3位、バルテリ・ボッタス(左)は3番グリッドからスタートで失敗しポイント圏外に落ちたが挽回し4位。レース前、来季も同じドライバーがステアリングを握ることを発表したチームは、このダブル入賞でコンストラクターズランキング3位に躍進した。なお写真はスポンサーであるマルティニが主催したイベントでの模様。(Photo=Williams)
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非力なルノー・ユニットで戦わざるを得ないレッドブルの2台は作戦で明暗が分かれた。早めにタイヤ交換に踏み切った予選8位のセバスチャン・ベッテル、一方でピットストップを遅らせた9番グリッドスタートのダニエル・リカルド。軍配はリカルドに上がり、残り5周でチームメイトから5位の座を奪った。(Photo=Red Bull Racing)
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地元イタリアでフェラーリは残念な結果しか残せず。フェルナンド・アロンソ(写真)は予選7位、決勝では2010年マレーシアGP以来となるメカニカルトラブルによるリタイアを喫した。11番グリッドからスタートしたキミ・ライコネンが9位でゴール、2点を獲得したのみに終わり、コンストラクターズランキングでは4位に落ちた。(Photo=Ferrari)
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前戦ベルギーGPで突如アンドレ・ロッテラーにシートを譲ることになったケータハムの小林可夢偉。イタリアGPでは急遽呼び戻され再びドライブすることに。パフォーマンスが劣るマシンを駆り、予選ではタイヤをフルに使い19番手と善戦。他車ペナルティーで18番グリッドからスタート、結果17位で完走した。シーズン途中にオーナーが変わったケータハム。レース直後、7月に代表の座に就いたばかりのクリスチャン・アルバースが辞任を表明するなど、チームの状況は混迷している。(Photo=Caterham)
『第13戦イタリアGP「ハミルトンに一日の長あり」【F1 2014 続報】』の記事ページへ戻る