
最終戦アブダビGPを制し、6年ぶり2度目のワールドチャンピオンに輝いたルイス・ハミルトン(写真中央)。メルセデスで王者となったドライバーとしては、1955年のファン・マニュエル・ファンジオ以来となる。(Photo=Mercedes)
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最終戦アブダビGPを制し、6年ぶり2度目のワールドチャンピオンに輝いたルイス・ハミルトン(写真中央)。メルセデスで王者となったドライバーとしては、1955年のファン・マニュエル・ファンジオ以来となる。(Photo=Mercedes)
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アブダビGPの表彰台。ウィナーのハミルトンに次いだのはウィリアムズの2人、フェリッペ・マッサ(写真左)2位、バルテリ・ボッタス(同右)3位。(Photo=Mercedes)
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予選2位から抜群のスタートでトップに立ったハミルトン(写真)。ポールシッターのニコ・ロズベルグが2位走行中にトラブルに見舞われた時点で、事実上、勝負は決まった。終盤、マッサに食いつかれるも首位を守り切り、今シーズン11回目の勝利を飾った。(Photo=Mercedes)
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一年を通じて熾烈(しれつ)なタイトル争いを繰り広げたハミルトン(左)とロズベルグ(右)。ロズベルグは、タイトルのかかった最終戦でメカニカルトラブルに見舞われ、不本意な14位完走に終わったが、レース後、最大のライバルの勝利を潔くたたえていた。(Photo=Mercedes)
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フロントウイングの規定違反で予選タイム剝奪となったレッドブル勢。ダニエル・リカルドはピットレーンからスタートし4位入賞で最終戦を終えた。チャンピオンチームに移籍したばかりで3勝し、ドライバーズランキング3位と好成績を残したリカルド。2015年はエースとしてチームをけん引する。(Photo=Red Bull Racing)
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来季フェルナンド・アロンソが加入すると見られているマクラーレンは、ジェンソン・バトン(写真)かケビン・マグヌッセンのどちらかがシートを失うといわれている。F1引退の可能性も否定できないバトンは、6番グリッドから5位入賞でシーズンを締めくくった。アロンソの去就を含め、マクラーレンのドライバー発表は12月に予定されている。(Photo=McLaren)
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この週末、ようやくフェラーリ入りが正式発表されたセバスチャン・ベッテル(写真左)。スクーデリアとは2015年から3年間の契約となる。新たなチャレンジを前にした過去4年のワールドチャンピオンは、アブダビで8位に終わり、今季一度も勝つことなくシーズンを終えることに。チャンピオン獲得の翌年に未勝利だったのは、1997年チャンプ、ジャック・ビルヌーブ以来となる。2009年からの6年間で記録したレッドブルでの戦績は、4年連続タイトル獲得、優勝38回(ジュニアチームのトロロッソ時代を含めれば39勝)、44ポールポジション(同45回)と誰もがうらやむような輝かしいものだった。(Photo=Red Bull Racing)
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ベッテルのフェラーリ移籍と同時に、スクーデリアのエースを5年間務めたフェルナンド・アロンソの離脱も正式に発表された。2005、2006年王者はマクラーレン入りが濃厚とされる。アブダビでは9位フィニッシュ、今季最高位はハンガリーGPでの2位だった。フェラーリでの戦績は5年間で11勝、表彰台44回、チャンピオンシップ最高位は2位(2010年、2012年、2013年)。イタリアの最古参チームとスペイン人チャンピオンの夢は成就せずに終わった。(Photo=Ferrari)
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2014年のF1ドライバーズランキングトップ6のポイント数をグラフにしたもの。シーズンのはじめから終わりまで、ハミルトンとロズベルグによる孤高の闘いが繰り広げられたのが分かる。リカルドは、カナダ、ハンガリー、ベルギーと3勝し、ランキング3位のポジションを確かなものにした。
『最終戦アブダビGP「成長したハミルトンに、2度目の栄冠」【F1 2014 続報】』の記事ページへ戻る