
メルセデスのルイス・ハミルトンが得意のカナダでポール・トゥ・ウィンを達成。今季4勝目、モントリオールでは通算4勝目となる勝利で、チャンピオンシップランキング2位のニコ・ロズベルグを17点差にまで突き放した。(Photo=Mercedes)
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メルセデスのルイス・ハミルトンが得意のカナダでポール・トゥ・ウィンを達成。今季4勝目、モントリオールでは通算4勝目となる勝利で、チャンピオンシップランキング2位のニコ・ロズベルグを17点差にまで突き放した。(Photo=Mercedes)
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直線とクランク状のシケインがちりばめられたモントリオールのコース。スタート直後のターン1はアクシデントがつきものなのだが、今年はトラブルフリーで全車が通り抜けた。(Photo=Mercedes)
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たとえ金・土のフリー走行で本調子ではなくても、予選ではしっかりと最速タイムをたたき出し、スタートでトップを守り、レースをコントロールするのがハミルトンの勝ち方。モナコの悪夢を振り払う会心の1勝だった。なおハミルトンはこのレースで通算リードラップ数を「2143」とし、ナイジェル・マンセルの2089を抜きイギリス人トップの座に躍り出た。(Photo=Mercedes)
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スペイン、モナコと2連勝していたロズベルグは今年3回目の2位。流れを自らに引き寄せたかったがまたしても予選でチームメイトに先を越され、レースでも抜くことはできなかった。(Photo=Mercedes)
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今年7戦目にして、初めて予選でチームメイトのセバスチャン・ベッテルを上回り3番グリッドからスタートしたキミ・ライコネン。しかし3位走行中にトルクマップの問題でスピン、同郷のバルテリ・ボッタスに3位の座を明け渡してしまった。4位入賞には満足できないだろう。(Photo=Ferrari)
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ベッテル(前)は予選Q1早々でマシンに異常を感じ、セッション終了間際になってようやくアタックするも16番手がやっと。さらにフリー走行中の赤旗無視のペナルティーで18番グリッドと後方からの追い上げとなった。2ストップで5位入賞を果たしダメージを最小限に食い止めたが、エンジンほかを大幅に改良してきたフェラーリは、セルジオ・マルキオンネ会長の目の前でメルセデスの牙城を崩すまでには至らなかった。(Photo=Ferrari)
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マクラーレンのフェルナンド・アロンソ(写真)は13番グリッドからスタートするも、上を目指すどころかそのポジション維持さえ困難だった。チームからの「燃料セーブを」との無線指示に堂々と「ノー」と言い放ったのは、ポジション争いをしている最中であり最優先事項ではないと考えたから、とレース後に説明。出力低下を訴え3戦連続リタイアを喫した。チームメイトのバトンは、トラブルで予選出走ならず、決勝でも何とか周回を重ねる“だけ”でレース半ばにリタイア。ホンダのエンジン改良も実を結ばなかった。(Photo=McLaren)
『第7戦カナダGP「ハミルトン、会心の1勝」【F1 2015 続報】』の記事ページへ戻る