「La Festa Mille Miglia」の会場から(後編)
2016.10.18 画像・写真今年で20回目を迎えるヒストリックカーの祭典「La Festa Mille Miglia(ラ フェスタ ミッレミリア)」が開幕。スタート地点の明治神宮を出て、最初のスタンプポイントとなる東京・代官山のT-SITEから、そうそうたる参加車両を写真で紹介する。(前編へ)
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1/42会場の入り口にて、参加車両の1954年式「ポルシェ356スピードスター」を誘導するオフィシャルのスタッフ。こうしたイベントを支える、縁の下の力持ちである。
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2/42白と赤のツートンカラーが鮮やかな、1950年式「フィアット1100S」。
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3/421952年式「スタンゲリーニ750S」。
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4/421953年式「フィアット・フルア クーペ」。
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5/421955年式「ポルシェ550RS」。ポルシェが開発した、ミドシップのレーシングスポーツカーである。
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6/42先進的な設計で知られたランチアの高級セダン、1953年式「ランチア・アウレリアB20 セレス2」。
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7/421951年式「ポルシェ356クーペ1500」を先頭に、PC競技のスタート地点に並ぶポルシェ356の一団。
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8/42タレントや元レーシングドライバーといった著名人の参加が多いのも、ラ フェスタ ミッレミリアの特徴。こちらの1955年式「トライアンフTR3」を運転するのは、元F1ドライバーの鈴木亜久里氏である。
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9/42戦後のマセラティを代表するレーシングスポーツカーである、「マセラティA6 GCS」(1948年式)。ドライバーを務めるタレントの堺 正章氏が、観客に笑顔で手を振る。
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10/421955年式「トライアンフTR2」。
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11/421955年式「ACエース」。鋼管スペースフレームのボディーに高出力の直6エンジンを搭載したスポーツカーである。
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12/421954年式「フィアット1100TV ピニンファリーナ」。車名の通り、フィアット1100TVをベースに、ピニンファリーナのオリジナルボディーを架装したモデルだ。
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13/421955年式「オースチン ヒーレー100 BN2」。“ビッグ・ヒーレー”の愛称で親しまれる、2座のオープンスポーツカー。
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14/421954年式「ポルシェ356スピードスター」。今回のイベントには、総勢12台ものポルシェ356が参加した。
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15/421954年式「アストンマーティンDB2-4」。「DB2」がラゴンダ製の直6 DOHCエンジンを搭載した高性能スポーツカー。DB2-4は2+2のシートレイアウトを持つ、その改良モデルである。
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16/421959年式「MGA」。それまでのMGのスポーツカーとは一線を画す、空力を考慮した流麗なボディーが架装されていた。
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17/421956年式「アルファ・ロメオ・ジュリエッタ」。バンパーを外したり、レーシングスクリーンを装着したりと、レーシングカー風に大幅にモディファイされている。
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18/421952年式「MG TD」。デザインは既存のMGのスポーツカーに通じるクラシカルなものだったが、独立懸架の採用など、シャシーは大幅にモダナイズされていたという。
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19/42ここで再び“イタリアの虫”が登場。1957年式「バンディーニ750スポーツ」。このジャンルのクルマがここまで多く集うイベントも珍しい。
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20/421957年式「ジャウル・タラスキ」。
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21/421956年式「フィアット・モンテローザ スパイダー」。
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22/42ランチアの小型高級車「アッピア」には、さまざまなカロッツェリアのボディーが架装された。こちらはザガート製のクーペボディーを備えた、1957年式「ランチア・アッピア ザガート」。
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23/421958年式「フィアット・アバルト750 GTザガート」。アバルトとザガートという、イタリアの2大巨頭のコラボによって誕生したスポーツカーだ。
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24/421959年式「アルファ・ロメオ ジュリエッタ スプリント ヴェローチェ」。ジュリエッタの2ドアクーペ、ジュリエッタ スプリントの高性能版である。
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25/42今回のイベントで見かけた唯一の“アメ車”が、こちらの1958年式「シボレー・コルベット」。「C1」の愛称で親しまれる初代モデルの後期型。
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26/421958年式「フィアット1200TV」。
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27/421959年式「ロータス17」。ロータスが製作した、最後のFRレーシングスポーツカー。
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28/42代官山T-SITEの駐車場を利用したPC競技のコースを走る「ロータス17」。イタリアのスタンゲリーニなどを見ていても思ったのだが、往年の小型レーシングスポーツカーは、どれもその背の低さに驚かされる。
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29/42愛嬌(あいきょう)たっぷりなスタイリングが魅力の1958年式「オースチンA35」。
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30/421958年式「ジャガーXK150 DHC」。XK150はジャガーXKシリーズの集大成として1957年に登場した。
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31/421958年式「ACエースカ」。前述のACエースに、ハッチバッククーペのボディーを架装したGTカーである。
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32/421964年式「フェラーリ330GT 2+2」。「250GT 2+2」の後継として1964年に登場した、4座のフェラーリである。個人的には「4灯のヘッドランプがカッコイイ」と思ったのだが、当時はこれが不評で、翌年のパリサロンでオーソドックスな2灯式に改められたのだとか。
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33/42フランコ・スカリオーネがデザインした空力的なボディーが特徴的な、1960年式「アルファ・ロメオ・ジュリエッタSS」。
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34/421959年式「ランチア・フラミニア スポルト ザガート」。フラミニア・シリーズのなかでも最もスポーティーなモデルで、ザガート製のクーペボディーが架装された。
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35/421959年式「MGA FHC」。その名の通り、前出のMGAの、フィックスドヘッドクーペ(FHC)版である。
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36/421962年式「トライアンフTR3B」。
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37/421949年式「スタンゲリーニ1100スポルト ビアルベーロ」。
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38/421962年式「ランチア・フラミニアGT ツーリング 3C」。フラミニアはランチアの大型高級モデルで、「GT」と呼ばれる2ドアモデルにはイタリアのカロッツェリア、ツーリングのボディーが架装された。
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39/421959年式「レンハムGTO」。軽量・小型のオープンスポーツカー「オースチン・ヒーレー・スプライト」「MGミジェット」をベースに、レンハムがオリジナルのボディーを架装したモデル。
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40/421965年式「マセラティ・ミストラル スパイダー」。1963年に登場した2座のスポーツクーペ「ミストラル」のオープントップモデルで、カロッツェリア・フルアがボディーを手がけた。
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41/421968年式「トヨタ2000GT」。オフィシャルカーの「レクサスLFA」を除くと、今回のイベントで見かけた日本車はこのモデルのみ。2台が参加していた。
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42/42代官山T-SITEを後にする「フィアット・アバルト750GT」と「レンハムGTO」。