
今季9回目の勝利で、2年連続タイトル獲得まであと1点と迫ったレッドブルのセバスチャン・ベッテル。ポールポジションから他を寄せつけない速さで圧勝した。(Photo=Red Bull Racing)
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今季9回目の勝利で、2年連続タイトル獲得まであと1点と迫ったレッドブルのセバスチャン・ベッテル。ポールポジションから他を寄せつけない速さで圧勝した。(Photo=Red Bull Racing)
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スタートでトップを守ったベッテル。フロントローのマーク・ウェバーは出だしが遅く、背後のルイス・ハミルトンを巻き添えに順位を大きく落とした。ジェンソン・バトンが2位、フェルナンド・アロンソが3位で続いた。(Photo=Red Bull Racing)
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ベッテルを追う役目を担ったバトンだったが、序盤にレッドブルに逃げられ、セーフティーカー後の再スタートでも逃げられ、ベッテルをつかまえることはできず。それでも終盤の猛追は圧巻で、首位ベッテルとの間にあった13秒ものタイム差を最終的には1.7秒まで縮めチェッカードフラッグを受けた。(Photo=McLaren)
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煌々(こうこう)とたかれるライトのなか走るフェルナンド・アロンソ(右)。だがフェラーリに光は差さず、持病のタイヤウェアに足を引っ張られ、アロンソは予選ポジションからひとつ上がった4位でフィニッシュするにとどまった。チャンピオンシップでは3位につけるが、数字上、2011年のタイトル獲得は完全になくなった。(Photo=Ferrari)
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予選で10位につけたフォースインディアのルーキー、ポール・ディ・レスタ(手前)。上位が3ストップのなか2ストップ作戦を敢行、長めのファーストスティント、そしてセーフティーカーのタイミングにあわせることができた最後のピットストップが奏功し、キャリア最高位の6位でレースを終えた。ザウバーとコンストラクターズチャンピオンシップ6位を1点差で争っていたフォースインディアは、エイドリアン・スーティルの8位入賞も手伝い、ザウバーに対し12点ものアドバンテージを得ることに成功した。(Photo=Force India)
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シンガポールで好調だったザウバーを駆る小林可夢偉(写真手前)。しかし予選Q2でミスをおかしウォールにヒット、17番グリッドが確定。レースではポイント獲得に向けて追い上げていたが、チームによるセーフティーカー戦略の誤りと、ブルーフラッグ無視をとられてのドライブスルーペナルティーにより結果14位完走。ペナルティーに関しては「ブルーフラッグをみた覚えがなく驚いている」とコメント。(Photo=Sauber)
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前戦イタリアで“ハッスル”した42歳、ミハエル・シューマッハーは、自らの半分の年齢であるルーキー、セルジオ・ペレスを抜く際に目測を誤り接触。メルセデスはボディー前端が宙に浮きウォールに激突、セーフティーカーが導入された。シューマッハーは、このクラッシュの原因をつくったとしてレース後おとがめを受けた。(Photo=Mercedes)
『第14戦シンガポールGP「タイトルまであと1点」【F1 2011 続報】』の記事ページへ戻る