
第3戦中国GP以来となる今季2勝目を挙げたルイス・ハミルトン。マクラーレンのクルーとの歓喜の瞬間。(Photo=McLaren)
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第3戦中国GP以来となる今季2勝目を挙げたルイス・ハミルトン。マクラーレンのクルーとの歓喜の瞬間。(Photo=McLaren)
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金曜日、土曜日のフリー走行でタイムが振るわなかったマクラーレンだったが、予選で好転。Q3でハミルトン(写真)がポールシッターのマーク・ウェバーに肉薄する好タイムで2位につけ、レースではスタートでトップを奪い、一度ウェバーにその座を奪われるも、ピットストップのタイミングで再び首位に立ち、3カ月ぶりの勝利を飾った。なおチームメイトのジェンソン・バトンは、予選で7位と低調、スタートでも順位を落とし、挽回(ばんかい)していた最中の36周目、油圧系にトラブルが起きピットでリタイアした。(Photo=McLaren)
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前戦イギリスGPで今季初優勝したフェルナンド・アロンソのフェラーリは、予選4位からスタートで3位に上昇。レース序盤にセバスチャン・ベッテル、中盤にはマーク・ウェバーのレッドブル勢を抜き、2位でゴールした。(Photo=Ferrari)
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得意のニュルブルクリンクで2戦連続のポールポジションを獲得したマーク・ウェバー。スタートでまたもトップの座を失い、その後今季初のラップリーダーにはなれたが、マクラーレン、フェラーリに対しレッドブルは劣勢に立たされ、結果3位。レース後に早急な改善が必要と訴えた。写真は、ゴール後にガス欠でマシンを止めたアロンソを乗せてピットへ戻る様子。(Photo=Red Bull Racing)
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ポイントリーダーのセバスチャン・ベッテルにとっては今季ワーストGP。予選では昨年9月のイタリアGP以来となるフロントロー脱落で3位。レースではスピン、コースオフ、またブレーキトラブルなどに泣かされ、4位でフィニッシュ。トップに立つと強いが、追い上げが苦手、というベッテルの欠点が垣間見えたレースだった。(Photo=Red Bull Racing)
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メルセデスのミハエル・シューマッハーは、故郷のファンの前で予選10位、決勝8位というリザルトを残す。ただ、自らのミスでスピンを喫するなど、錦を飾るには至らなかった。(Photo=Mercedes)
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ザウバーの小林可夢偉(写真前)は、予選17位と苦戦。しかしスタートで一気に12位までポジションを上げ、思うようにコントロールできないマシンを必死に操りながら9位入賞を果たした。(Photo=Sauber)
『第10戦ドイツGP「ベッテルの大量リードの減らし方」【F1 2011 続報】』の記事ページへ戻る