
フェラーリのフェルナンド・アロンソが9戦目にして2011年初優勝。昨年10月の韓国GP以来となる勝利で、チャンピオンシップではランキング5位から3位に躍進した。なお最古参チーム、フェラーリの初勝利はちょうど60年前のここシルバーストーンで記録されたもの。スクーデリアはGP出走821戦目にして216回目の勝利を刻んだ。(Photo=Ferrari)
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フェラーリのフェルナンド・アロンソが9戦目にして2011年初優勝。昨年10月の韓国GP以来となる勝利で、チャンピオンシップではランキング5位から3位に躍進した。なお最古参チーム、フェラーリの初勝利はちょうど60年前のここシルバーストーンで記録されたもの。スクーデリアはGP出走821戦目にして216回目の勝利を刻んだ。(Photo=Ferrari)
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「ブローディフューザー禁止」をめぐり紛糾したイギリスGP。ルノーエンジン勢のレッドブル、クリスチャン・ホーナー代表(左)と、メルセデスエンジンを使うマクラーレンのマーティン・ウィットマーシュ代表(右)は、記者会見の場で各々の考えを戦わせた。(Photo=Red Bull Racing)
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今回のレギュレーション変更がもっともポジティブに働いたとされるフェラーリ。アロンソは予選3位から2回目のタイヤ交換時にトップにのぼりつめ、以降はハイペースで飛ばしチェッカードフラッグまで走り抜けた。(Photo=Ferrari)
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予選2位からスタートでトップに立ったセバスチャン・ベッテル(写真)。レース前半はトップを快走するが、2回目のタイヤ交換で作業に手間取り、アロンソに優勝をさらわれた。終盤タイヤがタレて、チームメイトのマーク・ウェバーから激しく攻められたが2位の座は守った。ウェバーにはチーム無線で「ポジションキープ」が言い渡されたが、ウェバーは無視してレースを続行したと後に語り、(またも)物議をかもしている。(Photo=Red Bull Racing)
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マクラーレンは予選でジェンソン・バトン5位、ルイス・ハミルトン(写真)10位と苦戦。決勝ではライバルをオーバーテイクするシーンも見られたが、ハミルトンは燃料セーブのため3位をあきらめ、最後はフェリッペ・マッサの激しいチャージをしのぎ4位フィニッシュ。バトンはタイヤ交換時にナットが締まり切っていないまま走ってしまったことでタイヤが外れリタイアした。(Photo=McLaren)
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フォースインディアのルーキー、ポール・ディ・レスタは、初の地元GPで奮起し予選で6位につけ、レースでも好走を披露するが、ピットインの際、チームメイトのエイドリアン・スーティルのタイヤが用意されていた、というトラブルに見舞われタイムを失ってしまう。追い上げ途中で、今度はトロロッソと接触しフロントウイングを交換、結局15位でレースを終えた。(Photo=Force India)
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小林可夢偉(写真)は、予選で自身最高位の8位につけたが、レース8周目にミハエル・シューマッハーに追突され、さらにピットから出る際に前のチームの機材に接触したことでペナルティを受け、最後はオイル漏れで今年初のリタイアを喫した。チームメイトのルーキー、セルジオ・ペレスは自身最高位の7位でレースを終えた。(Photo=Sauber)
『第9戦イギリスGP「レギュレーション変更をめぐる騒動」【F1 2011 続報】』の記事ページへ戻る