「ロサンゼルスモーターショー2018」の会場から
2018.12.03 画像・写真マツダの次世代ラインナップの先陣を切る「マツダ3(日本名:アクセラ)」のデビューをはじめ、アウディの電気自動車「e-tron GTコンセプト」のお披露目、クルマを置かないブースで来場者を驚かせたボルボなど、開幕前の予想よりも話題の多いショーとなった2018年のロサンゼルスモーターショー。イベントの様子を、写真でリポートする。(文と写真=鈴木ケンイチ)
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1/33前夜祭にてアンベールされた新型「マツダ3(日本名:マツダ・アクセラ)」の、写真はセダン。会場での説明は、デザインに終始していた。
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2/33前夜祭だけの展示となったのが、ハッチバック専用色の「ポリメタルグレーメタリック」。展示車両は内装色もハッチバック専用の「バーガンディー」となっていた。
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3/33コンセプトカー「i NEXT」の前で記念撮影するBMWの首脳陣。なんとプレスデー2日目には「i NEXT」は展示されていなかった。
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4/33トヨタブースの最前列に飾られた「スープラ」仕様のナスカー。もう少し本物に似せる努力があってもいいのでは……。
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5/33「ブースにはクルマを置かない!」と豪語(?)して話題を集めたボルボ。プレスカンファレンスはネット系サービスの発表に終始した。
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6/33インフィニティのメインステージに展示されていた、可変圧縮比エンジン「VCターボ」とそれを搭載する「QX50」。
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7/33アウディの一番の目玉は「e-tron GTコンセプト」。公開されたのはプレスデー初日のみで、2日目は欠席だった。
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8/33プレスデー初日の夜から雨が降り出し、取材2日目はロサンゼルスとしては珍しい本格的な雨となった。
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9/33プレスデーの2日目にひっそりと新型「V60クロスカントリー」を展示したボルボ。事前に「クルマの展示はしない」と言っていただけに、取材陣からは「クルマがあるとは気づかずに写真を撮ってない!」という悲鳴が続出した。
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10/338代目となる新型「911」を発表したポルシェのブースにて、会場の片隅に展示された初代911。サーフィンを載せたキャルルックが大きくフィーチャーされるのがLAならでは。
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11/33会場内を巡視するセキュリティードッグ。これほど犬の多いショーは初めて。犬連れで取材するジャーナリストまでいるほどだ。
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12/33スバルブースの一角(最も目立つホールの入り口前)には、犬とのふれあいを楽しめる特設コーナーが設置されていた。
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13/33北米のみで販売されるスバルの「クロストレック ハイブリッド」。ハイブリッド関係のハードウエアは、ほとんど「トヨタ・プリウスPHV」だという。
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14/332020年の発売を予定している、北米のベンチャーRIVIANの電動トラック。180kWhの電池を搭載し、価格は6万ドルからとか。
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15/33ホンダは、新型車「パスポート」の発表にVRを使用。透過型のヘッドセットを使い、空中に文字などを映し出して説明を行った。
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16/33ホンダブースのお楽しみ展示。ジェットエンジンを模した展示物で自分の写真を撮影すると、会場内のモニターに大写ししてくれる。
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17/33ホンダが発表したのが2人乗りのサイドバイサイド(多目的四輪車)の「TALON(タロン)」。オフロードバイク「CRF1000」のエンジンとデュアルクラッチ式ATを搭載する4WDだ。
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18/33三菱ブースは日産の向かい。SUV中心の展示だ。メインステージにあったのは東京モーターショーで発表済みのコンセプトカー「eエボリューション コンセプト」だった。
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19/33広大な展示スペースを有するフォード。トラックのコンテナを利用した武骨なイメージのブースとなっていた。
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20/33巨大なピックアップトラックやSUVが並ぶFCAグループのエリアの端に、こぢんまりとブースを構えたフィアット。
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21/33同じFCAグループでも、ダッジの主役は最高出力797hpの「チャレンジャーSRTヘルキャット レッドアイ」。さすがは北米限定のドメスティックブランド、ブレない。
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22/33FCAグループのエリアの中心に何台も飾られ、注目を集めていたのが「ジープ・ラングラー」のピックアップトラックバージョン「グラディエーター」だ。
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23/33ヒュンダイが持ち込んだコンセプトカーの「Le Fil Rouge」。デザインスタディーであり、技術的な詳細はアナウンスされていなかった。
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24/332つある展示ホールをつなぐ連絡通路の、しかも野外にあったキャンピングトレーラー、エアストリームの展示スペース。
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25/33フォルクスワーゲンのメインステージ。手前に見えるのが電動自転車で、中央がパイクスピークヒルクライムのレースカー、奥が「I.D. buzz」と、すっかり“電動車推し”だ。
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26/33会場の入り口のホールに展示されたロボットは、2019年1月公開予定の映画『トランスフォーマー』シリーズの新作から、空冷「ビートル(フォルクスワーゲン・タイプI)」が変形する「BUMBLE BEE」。
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27/33連絡通路に並べられたSEMAショーの出張展示。日本車中心のカスタムカーが並んでいた。
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28/332つのメインホールをつなぐコンコースホールには、カスタムカーを並べた展示エリアがある。主催はGALPINという現地のディーラーだ。
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29/33サウスホール入り口のすぐそばに位置していた、テスラのブース。真ん中に家があり、左右に3台ばかりの展示。驚くほど狭い。
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30/33トヨタのミニバン「シエナ」。展示スペースの床が雪道を模していることからも分かるように、4WD車である。このショーで発表されたマイナーチェンジ版「プリウス」も、4WD機構をアピールしていた。
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31/33集まった記者相手にロックミュージシャンばりのコール&レスポンスを要求するという、超ハイテンションなプレゼンテーションを行ったトヨタ。お披露目されたのは「カローラ セダン」のハイブリッド車だった。
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32/33ブレスデー2日目に、インフィニティのブースで最前列を陣取っていたのは「タイプ10コンセプト」。すでに2018年8月のペブルビーチにて公開されたモデルだ。
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33/33日産は「マキシマ」と「ムラーノ」の2019年モデルを発表。プレスカンファレンスの後には、日系メディアの報道陣が囲み取材に殺到した。
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第634回:陽気なだけの国じゃないぜ! イタリアの安全に対する最新の取り組みをリポート
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ポルシェ・タイカン4S(4WD)【海外試乗記】
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2019.12.12自動車ヒストリー洋の東西を問わず、今日の自動車市場で大きな存在感を示しているSUV。このジャンルが成長を始めた際、その旗手となったのが「三菱パジェロ」だった。長年にわたりブームを主導しながら、ニーズの変化によって姿を消すこととなった時代の寵児の歴史を振り返る。