大矢アキオの「横丁流・ミッレミリア2011観戦」(前編)
2011.05.20 画像・写真世界一美しいコルサ(競争)を標榜(ひょうぼう)するヒストリックカーラリー「ミッレミリア」が、今年も2011年5月12日から14日にイタリアで開催された。コース中でのハイライトといわれるのが中部シエナ県。シエナに住むコラムニスト大矢アキオが「横丁のミッレミリア」を写真でお届けします。(文と写真=大矢アキオ)

シエナ市街パンタネート通りで。1956年「アルファ・ロメオ 1900Cスーペルスプリント」。
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シエナ市街パンタネート通りで。1956年「アルファ・ロメオ 1900Cスーペルスプリント」。
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シエナのカンポ広場で。1955年「ポルシェ356スパイダー」が一休み。
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新旧フェラーリ130台がミッレミリアのルートをたどる「フェラーリ・トリビュート」も同時開催。これは南アフリカから参加の1991年「フェラーリF40」。
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モデナイエローの「フェラーリF355」が春のトスカーナに映える。
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シエナ県の典型的風景のひとつ、糸杉の丘を越えて。
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イタリア人組が操る2008年「フェラーリ430スクーデリア」。
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ドイツからやってきた2009年「フェラーリ430スクーデリア」が、快晴のもと丘を駆け登る。
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シンガポールから参加の1985年「フェラーリ288GTO」。
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1929年「メルセデス・ベンツSSK」のカップルが、アパルタメントの住人の歓喜に答える。
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「フォルクスワーゲン・ビートル」のフラット4サウンドが近づいて、そして消えてゆく。
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1928年「アルファ・ロメオ 6C1500 MMS」の疾駆に、ポピーの花も揺れる。
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オフィシャルカーによって配られた旗で応援する沿道住民。
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MoMAのコレクションとして有名な「チシタリア202」が動く姿は、これまた一興(いっきょう)。
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昼下がり、バールの外に腰掛けて観戦するおじさん。
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1939年「BMW328 ミッレミリア クーペ」。操縦するイタリア人・カネ氏は上位の常連だが、今年は優勝を逃した。
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「BMW328 ミッレミリア クーペ」。斜め前からだとわからないが、真横になると当時の空力スタイルが突然現れるのが面白い。
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1925年「ブガッティ・タイプ35A」。思わず「がんばってー」と声をかけたくなるのは、前輪のか細さとキャンバー角ゆえか。
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人々とドライバーの交歓は続く。
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T字路。通行が途切れるのを待つのも、今日ばかりは楽しい。
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スイスから参加の1927年「アミルカーCGSS」。服装にも気合いが入っている。