大矢 アキオ の記事一覧(1088件)

大矢 アキオ
Akio Lorenzo OYA 在イタリアジャーナリスト/コラムニスト。日本の音大でバイオリンを専攻、大学院で芸術学、イタリアの大学院で文化史を修める。日本を代表するイタリア文化コメンテーターとしてシエナに在住。NHKのイタリア語およびフランス語テキストや、デザイン誌等で執筆活動を展開。NHK『ラジオ深夜便』では、24年間にわたってリポーターを務めている。『ザ・スピリット・オブ・ランボルギーニ』(光人社)、『メトロとトランでパリめぐり』(コスミック出版)など著書・訳書多数。近著は『シトロエン2CV、DSを手掛けた自動車デザイナー ベルトーニのデザイン活動の軌跡』(三樹書房)。イタリア自動車歴史協会会員。
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2025.10.2 マッキナ あらモーダ! 大矢 アキオ
第930回:日本未上陸ブランドも見逃すな! 追報「IAAモビリティー2025」
コラムニストの大矢アキオが、欧州最大規模の自動車ショー「IAAモビリティー2025」をリポート。そこで感じた、欧州の、世界の自動車マーケットの趨勢(すうせい)とは? 新興の電気自動車メーカーの勢いを肌で感じ、日本の自動車メーカーに警鐘を鳴らす。
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2025.9.25 エッセイ 大矢 アキオ
第929回:販売終了後も大人気! 「あのアルファ・ロメオ」が暗示するもの
何年も前に生産を終えているのに、今でも人気は健在! ちょっと古い“あのアルファ・ロメオ”が、依然イタリアで愛されている理由とは? ちょっと不思議な人気の理由と、それが暗示する今日のクルマづくりの難しさを、イタリア在住の大矢アキオが考察する。
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2025.9.18 画像・写真 大矢 アキオ
ロレンツォ視点の「IAAモビリティー2025」 ―未来と不安、ふたつミュンヘンにあり―
欧州在住のコラムニスト、大矢アキオが、ドイツの自動車ショー「IAAモビリティー」を写真でリポート。注目の展示車両や盛況な会場内はもちろんのこと、会場の外にも、欧州の今を感じさせる興味深い景色が広がっていた。
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2025.9.18 エッセイ 大矢 アキオ
第928回:「IAAモビリティー2025」見聞録 ―新デザイン言語、現実派、そしてチャイナパワー―
ドイツ・ミュンヘンで開催された「IAAモビリティー」を、コラムニストの大矢アキオが取材。欧州屈指の規模を誇る自動車ショーで感じた、トレンドの変化と新たな潮流とは? 進出を強める中国勢の動向は? 会場で感じた欧州の今をリポートする。
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2025.9.11 エッセイ 大矢 アキオ
第927回:ちがうんだってば! 「日本仕様」を理解してもらう難しさ
欧州で大いに勘違いされている、日本というマーケットの特性や日本人の好み。かの地のメーカーやクリエイターがよかれと思って用意した製品が、“コレジャナイ感”を漂わすこととなるのはなぜか? イタリア在住の記者が、思い出のエピソードを振り返る。
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2025.9.4 エッセイ 大矢 アキオ
第926回:フィアット初の電動三輪多目的車 その客を大切にせよ
ステランティスが新しい電動三輪車「フィアット・トリス」を発表。イタリアでデザインされ、モロッコで生産される新しいモビリティーが狙う、マーケットと顧客とは? イタリア在住の大矢アキオが、地中海の向こう側にある成長市場の重要性を語る。
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2025.8.28 エッセイ 大矢 アキオ
第925回:やめよう! 「免許持ってないのかよ」ハラスメント
イタリアでも進んでいるという、若者のクルマ&運転免許離れ。免許を持っていない彼らに対し、私たちはどう接するべきなのか? かの地に住むコラムニストの大矢アキオ氏が、「免許持ってないのかよ」とあざ笑う大人の悪習に物申す。
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2025.8.21 エッセイ 大矢 アキオ
第924回:農園の初代「パンダ」に感じた、フィアットの進むべき道
イタリア在住の大矢アキオが、シエナのワイナリーで元気に働く初代「フィアット・パンダ4×4」を発見。シンプルな構造とメンテナンスのしやすさから、今もかくしゃくと動き続けるその姿に、“自動車のあるべき姿”を思った。
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2025.8.14 エッセイ 大矢 アキオ
第923回:エルコレ・スパーダ逝去 伝説のデザイナーの足跡を回顧する
ザガートやI.DE.Aなどを渡り歩き、あまたの名車を輩出したデザイナーのエルコレ・スパーダ氏が逝去した。氏の作品を振り返るとともに、天才がセンスのおもむくままに筆を走らせられ、イタリアの量産車デザインが最後の輝きを放っていた時代に思いをはせた。
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2025.8.7 エッセイ 大矢 アキオ
第922回:増殖したブランド・消えたブランド 2025年「太陽の道」の風景
勢いの衰えぬ“パンディーナ”に、頭打ちの電気自動車。鮮明となりつつある、中国勢の勝ち組と負け組……。イタリア在住の大矢アキオが、アウトストラーダを往来するクルマを観察。そこから見えてきた、かの地の自動車事情をリポートする。
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2025.7.31 エッセイ 大矢 アキオ
第921回:パワーユニット変更に翻弄されたクルマたち ――新型「フィアット500ハイブリッド」登場を機に
電気自動車にエンジンを搭載!? 戦略の転換が生んだ新型「フィアット500ハイブリッド」は成功を得られるのか? イタリア在住の大矢アキオが、時代の都合で心臓部を置き換えた歴代車種の例を振り返り、“エンジン+MT”という逆張りな一台の未来を考察した。
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2025.7.24 エッセイ 大矢 アキオ
第920回:テスラ車オーナーの「私、悪くないもん」ステッカー
テスラ車のオーナーがシールで言い訳? イタリア在住の大矢アキオ氏が、街で見かけるクルマのステッカーを観察。ささやかな愛車のデコレーションに浮かび上がる、かの地の世相とは? クスッと笑えてちょっと考えさせられる、イタリア自動車事情をお届けする。
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2025.7.17 エッセイ 大矢 アキオ
第919回:親愛なる知人に「尊きバカさ」を見た
若い頃は「ホンダCB350 Four」でシエナとモンテカルロを一日で往復し、今はスケールモデルに情熱を注ぐ。愛すべきある友人の生きざまを、イタリア在住のコラムニスト、大矢アキオが語る。趣味に生きる人はいつだって魅力的!
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2025.7.10 エッセイ 大矢 アキオ
第918回:100万人がクルマ放棄を余儀なくされる? イタリアの排ガス規制
これで100万人がクルマを失う? イタリア北部で施行されようとしていた、新しい排出ガス規制。「ユーロ5」のディーゼル車を対象としたこの規制が、人々の生活に与える影響とは? イタリア在住のコラムニスト、大矢アキオ氏がリポートする。
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2025.7.3 エッセイ 大矢 アキオ
第917回:自動車業界にアデュー! ルノーCEOルカ・デメオ氏の華麗なる転身なるか?
5年にわたりルノーを率いてきたルカ・デメオCEOが、突然の退任へ。業績好調ななかで職を辞すこととなった理由は? 次のステージでの活躍の可能性は? 長年にわたりデメオ氏を追いかけてきた大矢アキオ氏がリポートする。
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2025.6.26 エッセイ 大矢 アキオ
第916回:「ピッティ・イマージネ・ウオモ」で再会した銘品・自動車柄ネクタイ
フィレンツェで開催された「ピッティ・イマージネ・ウオモ」を、イタリア在住のコラムニスト、大矢アキオが取材。世界屈指の紳士モード見本市で果たした、意外な再会とは? アパレルの最新トレンドと、ちょっと懐かしい自動車モチーフのファッションを紹介する。
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2025.6.19 エッセイ 大矢 アキオ
第915回:寝ても覚めてもオペル! ファンたちの愛すべき実態
かつて日本でも販売されていたドイツ車のオペル。それはどんなクルマで、どんな人たちに愛されているのか? イタリア・シエナで開催されたオーナーズクラブのツーリングを、現地在住の大矢アキオが取材。他ブランドとはちょっと違う、その魅力をリポートする。
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2025.6.12 エッセイ 大矢 アキオ
第914回:「フォーリコンコルソ2025」見聞録 ―“コンクールの外”という選択―
有名な「コンコルソ・ヴィラ・デステ」と同時期に、同じイタリア・コモで開催される新興の自動車ショー「フォーリコンコルソ」。このイベントが持つ、格式高いコンクールとは趣を異にする魅力とはなにか? イタリア在住の大矢アキオがリポートする。
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2025.6.5 エッセイ 大矢 アキオ
第913回:「コンコルソ・ヴィラ・デステ2025」見聞録 ―しくじりブガッティからゴールドフィンガーまで―
現存する世界最古の自動車コンクール「コンコルソ・ヴィラ・デステ」を大矢アキオが取材。イタリア在住のコラムニストのお眼鏡にかなったクルマとは? アルファ・ロメオやブガッティ、ロールス・ロイスなどの貴重なモデルを、来歴とともに紹介する。
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2025.5.29 エッセイ 大矢 アキオ
第912回:“先生”は「フィアット500」だった 街角メカニック兄弟の物語
ぶらりと訪れた自動車修理工場には、懐かしの「フィアット600」と「ヌオーヴァ500」の姿が。イタリア在住の大矢アキオが、さる町工場でのメカニック兄弟との交流を、失われつつある下町情緒とともに語る。クルマ好きに国境はない!