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手前にオリジナルの元祖ガルウィングドアを持つ「メルセデス・ベンツ300SL」と「SLS AMG」、奥にもう1台の「300SL」と「SLRスターリング・モス」が並べられた「メルセデス・ベンツ300SL ガルウィング・セレブレーション」。
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今年創立100周年を迎えたアルファ・ロメオは、日本における記念イベント第1弾として、会場内に設けられたブースで新型「ジュリエッタ」をお披露目した。ヨーロッパ以外で公開するのは初めてという。ただし、日本での発売は来年とのこと。
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クラスC「ポストウォークラシック」(1946〜60年)にエントリーしていた、1957年「アルファ・ロメオ ジュリエッタ スプリント ヴェローチェ」。55年に登場した初代「ジュリエッタ」の高性能モデルだが、この個体はスライド式のサイドウィンドウや多くのアルミ製パーツを備えた、希少な初期型である。
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日本車は計4台がエントリー。クラスB「クラシック」(1931〜45年)の「ダットサン・ロードスター」、クラスD「モダンクラシック」(1961〜75年)の「トヨタ2000GT」、「ホンダS800」、そしてこの1962年「プリンス・スカイラインスポーツ・コンバーチブル」である。初代スカイラインのシャシーにミケロッティが手がけたクーペまたはコンバーチブルを架装したモデルで、手づくりで60台のみが作られた。
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談笑する特別審査委員長のレオナルド・フィオラバンティ氏(左)と特別審査委員のバレンチノ・バルボーニ氏(右)。フィオラバンティ氏はかつて「ピニンファリーナ」のチーフデザイナーとして、フェラーリの「365GTB/4デイトナ」「365GT4BB」「288GTO」「F40」などを手がけた。バルボーニ氏は元ランボルギーニのチーフテストドライバーで、「ミウラ」から「ガヤルド」「ムルシエラゴ」に至るモデルの走りの味付けを行ったと言われる人物。イタリアの誇る2人の名匠のツーショットである。
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クラスB「クラシック」(1931〜45年)の展示コーナー。見事なボートテールを持つ手前のモデルは1932年「オーバーン851スピードスター」。スーパーチャージド直8エンジンを積んだアメリカ製スポーツカーである。その隣も1935年「オーバーン12スピードスター」。
『東京コンクール・デレガンス2010 開催』の記事ページへ戻る