
マーク・ウェバー(左から3番目)が、5月の第6戦モナコGP以来となる今季3勝目を飾った。2位ルイス・ハミルトン(同1番目)、3位はニコ・ロズベルグ(同4番目)。
(写真=Red Bull Racing)
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マーク・ウェバー(左から3番目)が、5月の第6戦モナコGP以来となる今季3勝目を飾った。2位ルイス・ハミルトン(同1番目)、3位はニコ・ロズベルグ(同4番目)。 (写真=Red Bull Racing)
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スタートシーン。2番グリッドのウェバー(先頭)が、ポールシッターのセバスチャン・ベッテル(その右)から首位の座を奪った。ベッテルはタイヤをパンクさせ後退。2位にはハミルトン(ウェバーの背後)があがった。(写真=Red Bull Racing)
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圧勝したウェバーは今年誰よりも多い3勝目をマークし、チャンピオンシップで4位から3位に浮上した。しかしフロントウィングをめぐるレッドブル内の“ベッテルびいきのきらい”に憤慨しており、チームメイト間の微妙な関係があらわになった週末でもあった。(写真=Red Bull Racing)
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満を持して投入したアップデート版「MP4-25」がうまくいかず、急きょマシンに応急処置を施さなければならなくなったマクラーレン。危機的状況下でもハミルトン(写真)は予選で4位、決勝では2位フィニッシュ。14番グリッドのジェンソン・バトンは表彰台手前の4位で終えることができた。ポイントランキングで1-2を守ったが、レッドブルとの差は歴然としており、今季後半に大きな課題を残した。(写真=McLaren)
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シーズン序盤は選手権2位にもつけていたニコ・ロズベルグ(写真)。その後苦戦が続いていたが、イギリスで息を吹き返し、序盤ソフトタイヤを長く使うことで上位に食い込み善戦。自身80戦目の区切りの1戦で、第4戦中国GP以来の表彰台となる3位につけた。メルセデスのもう1人、ミハエル・シューマッハーは予選10位から9位完走。(写真=Mercedes)
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小林可夢偉(写真前)の快進撃は続く。12位グリッドからスタートで9位にあがり、最終的に6位、チームに今年の最高位を献上した。これで2戦連続、今年3回目の入賞を果たし、チャンピオンシップポイント15点で12位につけている。(写真=Sauber)
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ワールドカップ決勝戦でスペインが見事勝利を飾ったいっぽう、F1界のスペインの雄、フェルナンド・アロンソ(写真)は自らが招いたペナルティで大きく後退。ポイント圏からはずれ14位でゴールした。フェラーリはフェリッペ・マッサもスタート直後のパンクで15位完走と、いいところなく終わった。(写真=Ferrari)
『第10戦イギリスGP「レッドブルの憂うつ、マクラーレンの悩み」【F1 2010 続報】』の記事ページへ戻る