
キャリア10年目にしてようやく初タイトルを勝ち取ったジェンソン・バトン。2000年に名門ウィリアムズから鳴り物入りでデビュー、将来を有望視されたが、その後ベネトン/ルノー、BAR(ホンダの前身)、ホンダではいい環境に恵まれず。2006年ハンガリーGPで悲願の初優勝を遂げるが、勝利はこれっきりのまま、2008年末、ホンダF1撤退を受けドライバー生命の危機にも直面した。今年、ホンダ改め新生ブラウンGPで才能を開花させ、6勝をマークしワールドチャンピオンに。イギリス人としては10人目の王者誕生である。(写真=Brawn GP)
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キャリア10年目にしてようやく初タイトルを勝ち取ったジェンソン・バトン。2000年に名門ウィリアムズから鳴り物入りでデビュー、将来を有望視されたが、その後ベネトン/ルノー、BAR(ホンダの前身)、ホンダではいい環境に恵まれず。2006年ハンガリーGPで悲願の初優勝を遂げるが、勝利はこれっきりのまま、2008年末、ホンダF1撤退を受けドライバー生命の危機にも直面した。今年、ホンダ改め新生ブラウンGPで才能を開花させ、6勝をマークしワールドチャンピオンに。イギリス人としては10人目の王者誕生である。(写真=Brawn GP)
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ホンダF1をチーム代表のロス・ブラウンが引き受けることで、短期間で奇跡的に参戦が実現したブラウンGP。ホンダのエンジニアたちが技術と知識の粋を集めつくった「BGP001」は、バトンの手により6勝、ルーベンス・バリケロにより2勝し初年度で見事コンストラクターズタイトルを獲得。それもブラウンをはじめ、2人のドライバー、厳しい状況下で八面六臂の活躍をみせたチームクルーの賜物である。(写真=Brawn GP)
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レース前、タイトル獲得を目指す3人のドライバー。ポイントリーダーのバトン(中央)、ランキング2位のバリケロ(右)、3位セバスチャン・ベッテル(左)。(写真=Red Bull Racing)
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スタートでトップを守るポールシッターのバリケロ(先頭)。後続ではスピン、クラッシュが多発し、早々にセーフティカーが導入された。(写真=Brawn GP)
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このレースを制したマーク・ウェバー(右)と、2位ロバート・クビサ(左)。今年ドイツGPで念願の初優勝を記録したオーストラリア人は、危なげないレース運びで2勝目をマーク。今年1年苦しんだクビサは今季初表彰台。(写真=Red Bull Racing)
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昨年のサンパウロでタイトルを勝ち取ったルイス・ハミルトン。予選で17位と出遅れたが、レースではセーフティカーにあわせ給油、タイヤ交換を済ませ1ストップ作戦を敢行。ロングランでのしぶとい走りが奏功し、見事3位表彰台にのぼった。(写真=Mercedes Benz)
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2人の日本人ドライバーがブラジルGPに出走。先輩格の中嶋一貴(左)は、ティモ・グロックの代役としてデビューした小林可夢偉(右)とコース上で丁々発止。 小林がピットアウトする際に2台は交錯し、中嶋はコースアウト、リタイアした。 血気盛んなトヨタのルーキーはコース各所で果敢な走りを披露、だがやや行き過ぎた感もあり、バトンはブレーキング時のライン変更の多さに苦言を呈すほど。予選11位から、ヘイキ・コバライネンのペナルティで順位をあげ9位完走。(写真=Toyota)
『第16戦ブラジルGP「バトンに問う、チャンピオンの資質」【F1 09 続報】』の記事ページへ戻る