IRL第13戦ナザレス、ウェルドン3勝目、AGRがトップ3独占
2004.08.30 自動車ニュースIRL第13戦ナザレス、ウェルドン3勝目、AGRがトップ3独占
IRLインディカーシリーズ第13戦決勝が、2004年8月29日、米ペンシルバニア州のナザレス・スピードウェイ(1マイルオーヴァル/約1.6km)を225周して行われた。今年のツインリンクもてぎで初優勝を遂げたダン・ウェルドンが、第6戦に次ぐ3勝目をマークした。
2位トニー・カナーン、3位ダリオ・フランキッティと、アンドレッティ・グリーン・レーシング(AGR)が、チームにとっての100戦目の記念レースでトップ3を独占した。
チームオーナーのマイケル・アンドレッティのホームタウン、ナザレスのショートオーヴァルは、間もなく閉鎖されることが決まっており、アンドレッティにとっては格別な結果となったようだ。
松浦孝亮は右フロントブレーキのトラブルで115周リタイア。高木虎之介は、ここ数戦悩まされているひどいオーバーステアに苦しみ、6周遅れの17位だった。
シーズンも残るは3戦。チャンピオンシップは、トップのカナーン(503点)、2位ウェルドン(431点)、3位バディ・ライス(427点)という戦況で、カナーンがジリジリとタイトルに近づいている。
次戦決勝は、9月12日、シカゴランド・スピードウェイの1.5マイルトラックで行われる。
(webCG 有吉)
![]() |