IRLケンタッキー、フェルナンデスが移籍後初優勝!
2004.08.16 自動車ニュースIRLケンタッキー、フェルナンデスが移籍後初優勝!
IRLインディカーシリーズ第11戦決勝が、米ケンタッキー州のケンタッキー・スピードウェイ(1.5マイルオーヴァル/約2.4km)を200周して行われた。シーズン初めの第2戦にチャンプカーからIRLへ移籍したベテラン、エイドリアン・フェルナンデスが、シリーズ初優勝を遂げた。
2位はバディ・ライス、3位はダンウェルドンというトップ3。松浦孝亮は自身最高位の4位でフィニッシュした。
10回目のIRLレースで見事優勝したフェルナンデス。キャリア最高位の予選4位からレースを組み立て、152周目にライスからトップを奪った。
最後の48周は、ライスに加え、ウェルドン、ポイントリーダーのトニー・カナーンをまじえての戦いが行われ、結果、41歳のメキシカン、フェルナンデスが、28歳のアメリカ人ライスを0.0581秒後方に従えるかたちでチェッカードフラッグが振られた。
フェルナンデスと鈴木亜久里が共同オーナーを務めるスーパーアグリ・フェルナンデス・レーシングのルーキー、松浦は、予選10位からスタート。一時は15位までポジションを落としたが、燃費セーブの走りをしながら徐々に挽回。183周目に4位へと浮上し、3位のウェルドンを激しく追いたてながらゴール、自己ベストリザルトを手に入れた。
126周をリードしたカナーンが5位フィニッシュ。結果、ポイントを433点とし、カナーンとランキング2位のライスとの差は、67点から50点に縮まった。
またホンダは、5戦を残して2004年のマニュファクチャラーズタイトルを獲得した。
次戦決勝は8月22日、ヒルクライムレースで有名なコロラド州パイクスピークで開かれる。
(webCG 有吉)
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |