「トヨタ・モータースポーツ・フェスティバル」開催される
2002.11.25 自動車ニュース「トヨタ・モータースポーツ・フェスティバル」開催される
2002年11月24日、静岡県の富士スピードウェイにおいて、「トヨタ・モータースポーツ・フェスティバル」が開催され、3万5000人のモータースポーツファンが集まった。
晩秋の曇り空のもと行われた「トヨタ・モータースポーツ・フェスティバル」。「ESSOフォーミュラトヨタ」「ネッツカップ・アルテッツァシリーズ」最終戦に加え、レーシングマシンのデモ走行やトークショーなどが催された。
なかでも注目を集めたのが、今年F1デビューを飾った「パナソニック・トヨタ・レーシング」のマシン「TF102」の走行。2003年にトヨタ・ドライバーとなるオリヴィエ・パニスがステアリングを握り、10周を周回。グランドスタンド前では“ドーナッツ・ターン”を披露し、観客を魅了した。
トヨタ移籍後の初仕事を終えたパニスは、「富士スピードウェイは、1990年にマカオGPに続いて来日しF3レースを戦ったことがあるが、それ以来。あいにくの天候で、ハーフウェットコンディションだったので無理はしなかったが、十分にトヨタファンには喜んでもらえたと思う」とコメントした。パニスは、成田からスペインはバルセロナに飛び、来シーズンのパートナー、クリスチアーノ・ダ・マッタとともに、F1合同テストに参加するという。
その他、「トヨタ7」の30年ぶりの富士走行や、2003年にインディ・レーシング・リーグ(IRL)に参戦する高木虎之介のトークショー、また「トヨタGTドライバーズアソシエーション」によるチャリティーオークションなども実施された。
(文=webCG 武政/写真=トヨタ自動車)
![]() |
![]() |