横浜ゴム、低燃費タイヤの新商品を発売
2012.12.13 自動車ニュース横浜ゴム、低燃費タイヤの新商品「ECOS ES31」を発売
横浜ゴムは、スタンダード低燃費タイヤの新商品である「ECOS ES31(エコス・イーエスサンイチ)」を、2013年3月に発売すると発表した。
「ECOS ES31」は、これまでに3300万本以上を販売した人気商品「DNA ECOS」の転がり抵抗性能やウエットグリップ性能を向上。日本自動車タイヤ協会の設定する規定値をクリアすることで、「低燃費タイヤ」としたものである。
タイヤラベリング制度に基づく評価では、転がり抵抗性能が5段階評価の上位から3番目にあたる「A」、ウエットグリップ性能が4段階評価の同3番目にあたる「c」にグレードされる。
「ECOS ES31」では低燃費タイヤに求められるこれらの性能に加え、「DNA ECOS」で定評のあったとされるトータルパフォーマンスも重視。燃費性能とウエットグリップ、耐摩耗性能などを強化する専用コンパウンドをはじめ、制動時に大きな接地面積を確保するトレッドプロファイルや、軽量化に考慮したタイヤ構造などが新たに採用された。
この結果、従来商品の「DNA ECOS」と比べて、転がり抵抗を11.5%低減しながら、ウエット制動性能は14.1%向上。ドライ制動性能についても3.6%の向上を果たした。
静粛性の改善も図られており、従来品よりロードノイズを1.6dB低減。車外通過騒音を抑えることで周辺生活環境にも配慮するなど、トータルバランスに優れたタイヤに仕上がったという。
タイヤサイズは145/80R13から225/45R18までの全30種類。オープン価格で販売される。
(webCG)
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