ヨコハマ、新スタッドレス「iceGUARD 5」を発表
2012.07.30 自動車ニュースヨコハマ、新世代スタッドレスタイヤ「アイスガードiG50」を披露
横浜ゴムは2012年7月30日、スタッドレスタイヤの新商品「アイスガードiG50」(以下、通称:アイスガード ファイブ)の発表会を開催した。同年9月3日から販売を開始する。
2012年7月2日に発表されたヨコハマの新スタッドレスタイヤ「アイスガード ファイブ(iceGUARD 5)」が、都内のホテルであらためて披露された。
「アイスガード ファイブ」は、“5”の名が示すとおり、1985年発売の「GUARDEX(ガーデックス)」から数えて5世代目にあたるスタッドレスタイヤ。2002年にスタートした「iceGUARD(アイスガード)」シリーズの中でも、5番目となる新商品である。
主なセリングポイントとしては、氷上における走行性能の向上と、経年による性能低下の抑制。そして、燃費のよしあしにつながる転がり抵抗の低減が挙げられる。
“氷上性能”については、「スーパー吸水ゴム」と呼ばれる新たなコンパウンドを開発することで、凍結路面上に生ずる水分の吸水量を、従来型商品「アイスガード トリプルプラス」より21%アップ。タイヤと路面がより密に接することを可能とした。さらに、進行方向内側を氷上用に、外側を雪上用に特化させた、左右非対称な新トレッドパターンを採用することで、さまざまな凍結路面に対応。氷上において、従来より8%短い距離で制動できるようになったという。
これら新コンパウンドには、タイヤを凍結路面に密着させるのに重要な“柔軟性”を長持ちさせる働きがあり、初期の性能をこれまでより長く継続できるともうたわれる。
“燃費性能”については、タイヤ側面の形状を見直すなどし、発熱によるエネルギーロスを低減。転がり抵抗は従来の「アイスガード トリプルプラス」より5%抑えられ、よりよい燃費を実現するとされる。
「ヨコハマ・アイスガード ファイブ」の価格は、オープンプライス。135/80R12〜245/45R19の全89サイズで、9月3日に発売される。
(webCG 関)
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