マツダが「魂動」デザインの自転車を展示

2015.10.21 自動車ニュース webCG 編集部
「Bike by KODO concept」
「Bike by KODO concept」 拡大

マツダが「魂動」デザインの自転車を展示

マツダは東京ミッドタウンで開催されているデザインイベント「Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2015」で、同社のデザインテーマ「魂動(こどう)」に基づいてデザインしたトラックレーサーやソファなどを展示している。開催期間は2015年10月25日まで。

「Bike by KODO concept」
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メインフレームは1枚の鉄板からたたき出して作られた。
メインフレームは1枚の鉄板からたたき出して作られた。 拡大
「Sofa by KODO concept」
「Sofa by KODO concept」 拡大
マツダのアートワーク展示「This is Mazda Design. CAR as ART」は2015年10月25日までの開催。
マツダのアートワーク展示「This is Mazda Design. CAR as ART」は2015年10月25日までの開催。 拡大

■「ロードスター」に通じる躍動感を表現

このトラックレーサー「Bike by KODO concept」は2015年4月、イタリアのミラノで開催されたミラノデザインウィーク2015に出展されたもの。自転車本来の美しさを追求し、シンプルな中にも「マツダ・ロードスター」に通じる魂動デザインならではの躍動感を込めている。フォルム全体では乗り手がゴールラインに向かって全力疾走するときの強い前進感を、赤いメインフレームでは生命感を表現したという。

同社デザイン本部デザインモデリングスタジオのスペシャリストたちが製作に携わっており、フレームは1枚の鉄板から丹念にたたき出して作った。サドルには手縫いの革を用い、ロードスターと同じデザインのステッチをあしらっている。

また、同イベントでは魂動の哲学に沿って作られたソファ「Sofa by KODO concept」も展示されている。魂動デザインのマツダ車に通じる力強いスタンスを伴ったフォルムを持ち、無駄のない凛(りん)としたデザインでありながら、「座り心地の良さ」というソファに本来求められる価値が犠牲になっていないのが見どころという。

ミラノ在住の日本人クリエイティブディレクター、Setsu & Shinobu Itoとマツダヨーロッパのデザイナー、およびイタリアの家具職人が協働して製作した。

(webCG)

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