デンソー、GPS付きETC2.0車載器を発表【東京オートサロン2016】
2016.01.16 自動車ニュース![]() |
【東京オートサロン2016】デンソー、GPS付きETC2.0車載器を発表
デンソーは2016年1月15日、東京オートサロン2016のプレスカンファレンスで、カーナビゲーションやスマートフォンを介さずに「ETC2.0」のサービスを利用できるGPS付き発話型ETC2.0車載器「DIU-A010」を発表した。同年1月末の発売を予定している。
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■「経路情報を活用したサービス」に対応
ETC2.0は、これまでの高速道路利用料金収受だけではなく、道路側のアンテナ「ITSスポット」と車載器との双方向通信により、渋滞回避や安全運転支援などの情報を得られる、路車協調システムによる運転支援サービスだ。
「DIU-A010」は、ETC2.0で今後導入が予定されている、高速道路で渋滞を迂回(うかい)する経路を走行した車両の料金を優遇する制度などの「経路情報を活用したサービス」に対応するETC2.0対応車載器。
これまで同社のETC2.0対応車載器は、カーナビやスマートフォンとの連携が必要だったが、DIU-A010はGPSアンテナを内蔵し、本機単独でETC2.0のサービスを利用することができる。2016年1月末に発売予定で、オープン価格としている。
東京オートサロン2016のデンソーブースではDIU-A010のほか、同年1月6日に発売された、USBから電源を取得可能なプラズマクラスターイオン発生機の新機種なども展示されている。
(文と写真=工藤考浩)
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