スズキ、“ネオレトロ”な新型「SV650X ABS」を発売
2018.01.23 自動車ニュース![]() |
スズキは2018年1月22日、カフェレーサースタイルの新型二輪車「SV650X ABS」を、同年1月26日に発売すると発表した。価格は78万1920円。
“ネオレトロ”なカフェレーサーをイメージ
SV650X ABSは、ロードスポーツバイク「SV650 ABS」をベースに、カフェレーサースタイルに仕上げたモデル。ヘッドライトカウルやセパレートハンドル、タックロールシートなどの“スポーツカスタム”の要素を取り入れたほか、燃料タンクには「SUZUKI」の文字を入れ、レトロな印象でまとめているのが特徴。2017年秋に開催された東京モーターショーで世界初公開された。
同車の主な特徴は以下のとおり。
<SV650X ABSの主な特徴>
デザイン・装備
- レトロな印象の、カフェレーサースタイルの個性的な外観。
- 左右のスリットでアクセント付けしたヘッドライトカウル。
- カフェレーサースタイルを強調するセパレートハンドル。
- シート座面を立体感のある仕上がりにしたタックロールシート。
- 「SUZUKI」の文字を入れた燃料タンク。
- 車体色はグレー「オールトグレーメタリックNo.3」を設定。
- プリロード調整式のフロントフォーク。
- 黒色のレバー、フットステップおよびペダルを装備。
- ヘッドライトの下にオプションでフォグランプを装着可能。
- スタータースイッチを押し続けずにワンプッシュするだけで、ECMがスターターモーターを回転させてエンジンが始動する「スズキイージースタートシステム」を採用。また、ニュートラル時はクラッチレバーを握らなくても始動可能とした。
- 前後輪に取り付けられたホイールスピードセンサーにより各車輪速度を検知し、ブレーキの利きを自動的にコントロールして車輪のロックを一定範囲内で防ぐABSを標準装備。
エンジン・車体
- 645cc水冷90度V型2気筒エンジン
- 発進時や低回転走行時に、エンジン回転数、ギアポジション、スロットル開度等の情報を用いて、エンジン回転数をわずかに上げる「ローRPMアシスト」を採用し、発進や停車を繰り返す市街地走行などでの操作性を向上させた。
- スリムで軽量な車体(装備重量197kg)により、街乗りからツーリングまで幅広い走行条件において、軽快で優れたハンドリング性能を実現。
年間目標販売台数は500台。
(webCG)