【F1 2018 速報】第5戦スペインGP、ハミルトンがポールポジションから2連勝
2018.05.14 自動車ニュースF1世界選手権第5戦スペインGPの決勝が、2018年5月13日、スペインのサーキット・デ・バルセロナ・カタルーニャ(4.655km)を66周して行われた。
F1の本拠地であるヨーロッパ初戦で、チャンピオンチームがようやく目を覚ました。今年2度目のポールポジションからスタートしたルイス・ハミルトンが完勝。2位にバルテリ・ボッタスが入り、予選でフロントローを独占したメルセデスは今季初の1-2フィニッシュを達成した。
3位はレッドブル・タグ・ホイヤーのマックス・フェルスタッペン。フェラーリ勢が目の前からいなくなってくれたことで、今シーズン初めての表彰台にたどり着いた。
3番グリッドからスタートで2位にジャンプアップしたフェラーリのセバスチャン・ベッテルは、バーチャルセーフティーカー中に上位勢で唯一タイヤを交換し4位に後退、そのままの順位でゴール。僚友キミ・ライコネンはメカニカルトラブルでリタイアした。
レッドブルのダニエル・リカルドは予選6位から地味なレースに終始し5位。ケビン・マグヌッセンが健闘し6位でゴール、ハース・フェラーリはトップ3チームに次ぐポジションを獲得した。スペイン人ドライバーが地元で活躍、ルノーのカルロス・サインツJr.7位、マクラーレン・ルノーのフェルナンド・アロンソは8位入賞を果たした。フォースインディア・メルセデスのセルジオ・ペレス9位、そしてザウバー・フェラーリのルーキー、シャルル・ルクレールが10位でゴールし2戦連続の入賞となった。
以下、11位ランス・ストロール(ウィリアムズ・メルセデス)、12位ブレンドン・ハートレー(トロロッソ・ホンダ)、13位マーカス・エリクソン(ザウバー)、14位セルゲイ・シロトキン(ウィリアムズ)が完走した。
前戦アゼルバイジャンGPでポイントリーダーの座に躍り出たハミルトンは95点とし、ランキング2位ベッテルとのギャップは4点から17点に拡大した。3位ボッタス58点、4位ライコネン48点、5位リカルド47点と続く。
コンストラクターズチャンピオンシップでは、メルセデスがフェラーリを逆転し153点で首位に。2位に落ちたフェラーリは126点、3位レッドブル80点、4位ルノー41点、5位マクラーレン40点という順位となる。
(文=bg)