「デトロイトモーターショー2019」の会場から(フォード/ラム/キャデラック)
2019.01.22 画像・写真これまでの毎年1月の開催から、2020年からは毎年6月の開催へとスケジュールが変更されるデトロイトモーターショー。1月開催が最後となる今回は、日本勢からはスポーツモデルが、地元米国勢からはSUVやピックアップトラックのワールドプレミアが目立っていた。ここではアメリカンブランドブースの展示車を写真で紹介する。(写真=佐藤靖彦)
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1/18フォードの2ドアクーペ「マスタング」の新たなフラッグシップ「シェルビーGT500」が、2020年モデルとしてNAIAS2019で発表された。最高出力710psの5.2リッターV8エンジンを搭載し、7段DCTを組み合わせている。タイヤは20インチサイズとなる。
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2/18シェルビーのトレードマークである“コブラ”をモチーフとしたエンブレムを、フロントグリルの中央や左右のフロントフェンダー、リアに装着。
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3/18最高出力710psを発生する「マスタング シェルビーGT500」の5.2リッターV8エンジン。エンジン上部には「HAND-BUILT WITH PRIDE」の文字とともに、シェルビーのブランドを示す“コブラ”のエンブレムが入る。
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4/18フォードのスポーツクーペ「マスタング」のトップモデルとなる「シェルビーGT500」のリアビュー。大型のリアウイングが備わる。
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5/18フォードのライトトラック「レンジャー」が、2019年モデルとしてフェイスリフトされている。北米のラインナップでは、ベストセラートラック「F-150」よりも小さなエントリーモデルという位置付け。
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6/18フォードが発表したSUV「エクスプローラー」の2020年モデルでは、これまでのFFベースからFRベースに回帰。新たなプラットフォームも開発したという。トップモデルには400psの3リッターV6ターボを搭載する「ST」をラインナップしている。
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7/18SUV「エクスプローラー」に設定されたスポーツグレード「ST」。これまでSTというグレード名は「スポーツ・テクノロジー」の略として知られていた。
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8/18現行モデルのエクステリアデザインイメージを残しながら、新開発のFRベースとなるシャシーを採用する「エクスプローラー」の2020年モデル。
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9/18現行モデルの「エクスプローラー」はポリスカーとして多くの州に配備されている。新型エクスプローラーも同様にポリスカー仕様をラインナップする予定で、早くもデトロイトショーにその姿を現わした。
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10/18北米国際自動車ショー(NAIAS=通称デトロイトショー)の会場となるデトロイトのCOBO(コボ)センター。開催期間中は、雪に見舞われることが少なくないものの、今回は天候に恵まれた。1月の日中平均気温は0度前後なので、市内はもちろんかなり寒い。
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11/18ダッジから独立したトラックブランドであるラムの「2500」シリーズが2019年モデルとして進化した。フロントフェイスや内装のデザイン変更、8段ATの採用(従来は6段AT)、フレーム強化による積載量の増加など、多岐にわたるアップグレードが行われている。写真は「パワーワゴン」と呼ばれるモデル。
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12/182019年モデルで、新たに縦型のタッチ式大型液晶画面をセンターコンソールに組み込んだラムの「2500」シリーズ。最新のコネクティビティーシステムを採用している。
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13/18ラムの「2500」シリーズは、6つのトリム(フロントデザイン)をラインナップ。写真は「リミテッド」のフロントフェイス。
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14/18H鋼の上にディスプレイされたラムの「2500パワーワゴン」。タフな雰囲気が漂う。こうした個性的なディスプレイもデトロイトショーの見どころで、毎年各社がアイデアを競い合っている。
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15/18キャデラックのニューモデル「XT6」。FFベースのモノコックボディーを採用した、3列シートを備えるミディアムサイズのSUV。
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16/18すでに北米で販売されているキャデラックのSUV「XT4」や「XT5」がクーペをイメージさせるフォルムを採用するのに対して、新たに登場した「XT6」は、3列目シートの居住空間を確保するために、比較的立ち気味のハッチゲートを持っている。
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17/18「キャデラックXT6」のリアビュー。日本にも2020年に導入予定と発表されている。
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18/18キャデラックの新しい3列シートSUV「XT6」に搭載されるエンジンは、3.6リッターV6。これに9段ATを組み合わせている。