ピアッジオが新型バイク「アプリリアSX125」を発売

2019.01.24 自動車ニュース webCG 編集部

ピアッジオグループジャパンは2019年1月24日、125ccクラスの単気筒エンジンを搭載した新型バイク「アプリリアSX125」を発表した。同年1月25日に注文受け付けを開始する。

イタリア発の最新モタードが日本でもデビュー

アプリリアSX125は、本格オフロードモデル「アプリリアRX125」をベースに、より舗装路に適した足まわりを採用した“モタード”というジャンルに属するモデルである。

最大の違いは足まわりの仕様にあり、RX125が前:21インチ、後ろ:18インチのブロックタイヤを履いているのに対し、SX125では前後ともに17インチのオンロードタイヤを装着。制動性能の強化も図っており、前にφ300mm、後ろにφ200mmのステンレスディスクを装備した独自のブレーキシステムには、アンチロールオーバーモードを備えたボッシュ製のABS システムが組み合わされている。

サスペンションは前がφ41mmのテレスコピック倒立フォーク、後ろがスチール製のロングスイングアームとモノショックの組み合わせで、ホイールトラベルはそれぞれ240mm、220mmを確保。リアサスペンションはプログレッシブリンクを介してスチール製のダブルクレードルフレームに連結されている。

エンジンは排気量124.2ccの4ストローク水冷単気筒DOHC 4バルブで、15ps(11kW)/1万0700rpmの最高出力と、11.3Nm(1.15kgm)/8000rpmの最大トルクを発生。6段のマニュアルトランスミッションが組み合わされる。

カラーリングは、黒を基調に赤いアクセントを施した「ブラックドリフト」のみ。価格は41万0400円で、日本における出荷は2019年3月上旬の開始を予定している。

(webCG)

アプリリアSX125
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