トライアンフが次世代電動モーターサイクルのイメージを初公開

2021.03.24 自動車ニュース

英トライアンフモーターサイクルズは2021年3月23日(現地時間)、次世代電動モーターサイクルの開発について状況を報告するとともに、そのプロトタイプのイメージを世界初公開した。

「トライアンフTE-1プロジェクト」と名づけられたこの電動モーターサイクル開発プロジェクトは、主導役であるモーターサイクルメーカーのトライアンフと、バッテリー開発を担うウィリアムズ・アドバンスト・エンジニアリング、モーターおよびインバーターを手がけるインテグラル・パワートレインのe-Drive部門、モデリングおよびシミュレーションを担当するウォーリック大学のコラボレーションで進められているもの。

「環境負荷の少ない移動手段を求めるユーザーのニーズを満たし、英国政府が注力している排気量削減にフォーカスした電動モーターサイクル」の開発がねらいで、「英国産業メーカーおよびサプライチェーンとの強力で商業的に実用的かつ持続可能なパートナーシップ」「持続可能な雇用」「英国の名声と世界に影響を与えるビジネスや才能の基盤」などの創出も目標に掲げられている。

2019年5月にスタートして以来、4段階で設定されていた開発計画は2段階目まで完了。これを機に、今回、コンセプトモデルの初期デザインが世界初公開された。

これまでのステップでは、初期に設定されたパフォーマンスを達成するためのバッテリーアーキテクチャーとセルテクノロジーが決定。バッテリーモジュールのレイアウトを最適化させつつ、車体上の重量バランスが検討されている。この電動モーターサイクルでは、“軽量かつコンパクト化できるソリューション”を採用。ライダーに最高のパフォーマンスを提供しつつ、クラスをリードする航続距離が実現可能とアピールされる。

モーターの最高出力はおよそ180PS。重量のかさむ高電圧ケーブルを省くなどして、重量は10kgに抑えられている。当然、搭載するシャシーは新開発。車両制御についてもまったく新しい高度なソフトウエアが採用され、「エキサイティングでありながら、心地よいライディングエクスペリエンスを提供できる」という。

(webCG)

「トライアンフTE-1プロジェクト」プロトタイプ車両のイメージ。
「トライアンフTE-1プロジェクト」プロトタイプ車両のイメージ。拡大
 
トライアンフが次世代電動モーターサイクルのイメージを初公開の画像拡大
 
トライアンフが次世代電動モーターサイクルのイメージを初公開の画像拡大
今回公開された、プロトタイプモデルの主要メカニズム。写真右側が車両前方にあたり、右下の黒いボックスがバッテリー、左下(シルバー)がモーター。
今回公開された、プロトタイプモデルの主要メカニズム。写真右側が車両前方にあたり、右下の黒いボックスがバッテリー、左下(シルバー)がモーター。拡大
バッテリーの開発を担うのは、ウィリアムズ・アドバンスト・エンジニアリング。2010年にウィリアムズF1から独立したエンジニアリング会社で、フォーミュラEのマシン開発にも関わっている。
バッテリーの開発を担うのは、ウィリアムズ・アドバンスト・エンジニアリング。2010年にウィリアムズF1から独立したエンジニアリング会社で、フォーミュラEのマシン開発にも関わっている。拡大
インテグラル・パワートレインのe-Drive部門が開発したモーター。単体の重量はわずか10kg。
インテグラル・パワートレインのe-Drive部門が開発したモーター。単体の重量はわずか10kg。拡大
給電は、既存のエンジン車の燃料タンクにあたる部分から行うことが想定されている。
給電は、既存のエンジン車の燃料タンクにあたる部分から行うことが想定されている。拡大

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