2022年版「ピレリカレンダー」登場 ミュージシャンのブライアン・アダムスが撮影を担当

2021.11.30 自動車ニュース webCG 編集部
セイント・ヴィンセント
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大手タイヤメーカーの伊ピレリは2021年11月29日(現地時間)、2022年版の「THE CAL(ピレリカレンダー)」を発表した。

イギー・ポップ
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ジェニファー・ハドソン
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カリ・ウチス
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リタ・オラ
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ボーハン・フェニックス
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スウィーティー
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ピレリの創立150周年記念ロゴ。
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1964年以来、37人のフォトグラファーによる47作のカレンダーを発表してきたピレリ。2021年版は新型コロナウイルスの感染拡大によってプロジェクト中止に追い込まれたものの、ブランクを1年に抑えて復活を遂げた。

「ON THE ROAD」と名づけられた2022年版カレンダーはLPレコードのスリップケースに収められている。撮影を担当したのはミュージシャンとして知られるブライアン・アダムスだ。写真家としても高い評価を得ているブライアンは「ツアー中のアーティストの生活」をテーマにカレンダー用フォトを撮影。今回のカレンダーのために制作した同名の曲は、次のアルバムに収録されるという。

カレンダーにはシェールとグライムス、ジェニファー・ハドソン、ノーマニ、リタ・オラ、ボーハン・フェニックス、イギー・ポップ、スウィーティー、セイント・ヴィンセント、カリ・ウチスの10人のミュージシャンに加えて、ブライアン・アダムスも出演。撮影者自身が被写体となるのは、ピレリカレンダーの歴史上初のことだという。

出演者であるミュージシャンは、開演前の緊張感や都市を転々とするツアー生活、ホテルの部屋での孤独感など、ツアー生活における瞬間を再現。2020年の夏に、ロサンゼルスのパレス・シアターとハリウッドのシャトー・マーモント・ホテル、さらにイタリア・カプリ島のホテル ラ スカリナテッラにおいて、わずか3日間で撮影されている。

全160ページを超えるカレンダーには70枚以上のポートレートや風景が収められており、ブライアン・アダムスはアーティストの際立った特徴を捉えようと奮闘。カバーにも登場するセイント・ヴィンセントがホテルで目覚めた様子やプールサイドで休日を過ごすカリ・ウチス、チェックアウトするスウィーティー、バックステージでのシェール、さらには、サウンドチェック前のノーマニ、劇場に到着したジェニファー・ハドソン、バックカバーにも登場するイギー・ポップの開演前の様子、レコーディングスタジオでのグライムス、公演が終わりホテルに戻ったボーハン・フェニックス、ショーを終えたリタ・オラなどが描かれている。

ブライアン・アダムスは以下のようにコメントしている。
「数日間でツアー中のすべてを収めることはとても難しかったので、いくつかの局面を捉えるようにしました。例えば、ミュージシャンたちはビルの正面を見ることはほとんどなく、裏口を見ることが多いことや、ステージドア、バックステージ、ビルの地下、ステージドアからクルマのドア、ホテルのドア、列車のドア、バスのドアなど、たくさんのドアを通ることなどです。つまりそれは、常に旅をしているということなのです」

新しいピレリカレンダーと同時に、ピレリの創立150周年を記念するロゴも発表されている。

(webCG)

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