【F1 2022】第17戦シンガポールGPでペレスが今季2勝目
2022.10.03 自動車ニュースF1世界選手権第17戦シンガポールGPの決勝が、2022年10月2日、シンガポールのマリーナベイ・ストリートサーキット(5.065km)を59周して行われた。
直前に降った雨で1時間以上遅れて始まったレースは、度重なるセーフティーカーやバーチャルセーフティーカーにより、規定周回の61周を待たずして2時間ルールにより終了。予選2位からのスタートでトップを奪ったレッドブルRBPTのセルジオ・ペレスが長丁場の戦いを制し、今季2勝目、通算4勝目をあげた。
2位はフェラーリのシャルル・ルクレール。今シーズン9回目のポールポジションからスタートしたがレッドブルに先行を許し、失ったP1を取り戻すことができなかった。
3位はフェラーリのカルロス・サインツJr.。ペレス、ルクレールにペースでかなわず、それでも表彰台の一角は守り切ることができた。
マクラーレン・メルセデスは、ランド・ノリス4位、ダニエル・リカルドは5位でフィニッシュ。コンストラクターズランキング4位を争うアルピーヌが2台ともリタイアしたことで、マクラーレンは逆転に成功した。
アストンマーティンは、ランス・ストロール6位、セバスチャン・ベッテル8位でダブル入賞。ここでタイトル獲得の可能性もあったレッドブルのマックス・フェルスタッペンは、予選で燃料不足となり8位、レースでは5位まで挽回するも曲がりきれずにコースオフ。結果7位でチェッカードフラッグを受け、チャンピオン決定とはならなかった。
メルセデスのルイス・ハミルトンはウォールに追突するも9位でゴール。アルファタウリRBPTのピエール・ガスリーが10位に入り最後の1点を手にした。
以下、11位バルテリ・ボッタス(アルファ・ロメオ・フェラーリ)、12位ケビン・マグヌッセン(ハース・フェラーリ)、13位ミック・シューマッハー(ハース)、14位ジョージ・ラッセル(メルセデス)が完走した。
ドライバーズチャンピオンシップは、1位フェルスタッペン341点、2位ルクレール237点、3位ペレス235点、4位ラッセル203点、5位サインツJr.202点。コンストラクターズチャンピオンシップは、1位レッドブル576点、2位フェラーリ439点、3位メルセデス373点、4位マクラーレン129点、5位アルピーヌ125点という上位の顔ぶれとなる。
(文=bg)