シン・東京モーターショーこと「ジャパンモビリティショー」のシンボルコンテンツが明らかに

2023.05.24 自動車ニュース webCG 編集部
今回、ジャパンモビリティショー2023のロゴマーク(写真)も発表された。
今回、ジャパンモビリティショー2023のロゴマーク(写真)も発表された。拡大

一般社団法人日本自動車工業会(以下、自工会)は2023年5月24日、オンラインの記者会見を開催し、同年秋に開催を予定している「JAPAN MOBILITY SHOW(ジャパンモビリティショー)2023」の企画概要を発表した。

3大シンボルコンテンツの1つは「トーキョーフューチャーツアー」。大型シアターを使い「モビリティーが変える未来の東京」を紹介する。現時点で56社の参画が決まっており、継続的に募集中。
3大シンボルコンテンツの1つは「トーキョーフューチャーツアー」。大型シアターを使い「モビリティーが変える未来の東京」を紹介する。現時点で56社の参画が決まっており、継続的に募集中。拡大
スタートアップの育成も担うというジャパンモビリティショー。実際に、大企業とスタートアップ企業のビジネスマッチングが行われる。
スタートアップの育成も担うというジャパンモビリティショー。実際に、大企業とスタートアップ企業のビジネスマッチングが行われる。拡大
脱モーターショーとはいえ、車両の展示は行われる。ファミリー層や新規来場者も楽しめる内容になるという。
脱モーターショーとはいえ、車両の展示は行われる。ファミリー層や新規来場者も楽しめる内容になるという。拡大
ジャパンモビリティショーが開催される11月3日から5日にかけては「第22回ドリーム夜さ来い祭り」も実施。これまでモーターショーに縁のなかった来場者にもアピールする。
ジャパンモビリティショーが開催される11月3日から5日にかけては「第22回ドリーム夜さ来い祭り」も実施。これまでモーターショーに縁のなかった来場者にもアピールする。拡大

ジャパンモビリティショー2023は、東京モーターショーの後を受けて2023年10月26日から11月5日まで開催される展示イベント。モビリティー産業がペースメーカーとなり、スタートアップや他産業と連携して「来場者に“未来の日本”を体験してもらう場」となることが期待されている。

開催を5カ月後に控えた今回の会見では、同イベントの“シンボルコンテンツ”として、以下3つの企画を実施することがアナウンスされた。

①トーキョーフューチャーツアー
1000人規模で同時体験できる大型没入型シアターを設置。スクリーンを通して「モビリティーが変える未来の東京」を紹介する。“未来”は4つのシーン(ライフ&モビリティー/エマージェンシー&モビリティー/プレイ&モビリティー/フード&モビリティー)に分類。具体的な商品やサービスとともに、多彩なショーを演出するという。

②スタートアップフューチャーファクトリー
スタートアップを育成する場とすべく、その支援を提案する。具体的には、大企業とスタートアップ企業が集い、ビジネスマッチングを行う。さらに、ビジネスを興すステージまでの活動も促進。一般来場者に対しては、未来の日本を体感し希望を感じてもらうことを目的としている。

③ジャパンフューチャーセッション
モビリティーの未来について、連日トークショーを展開。「カーボンニュートラル」「パーソナルモビリティー」「モータースポーツ」「クルマの楽しみかた」といったテーマについて、それぞれの未来像を発信する。

そのほかのコンテンツや展示プログラムとしては、モビリティーに対して関心の高い来場者に対しては「次世代モビリティーやZEV(ゼロエミッションビークル)、二輪車などの試乗体験」や「モータースポーツ関連展示」、「デモラン」などを実施。ファミリー層や新規来場者に対しては、クルマ・バイク本来の楽しさやものづくりの魅力が伝わるコンテンツを用意する。

さらに、さまざまなモビリティー関連団体とのコラボイベントとして、「軽トラ市」や「働くクルマの展示」、「スーパーカーおよびカスタマイズカーの展示」も実施。会期中の11月3日から5日にかけて開催される「第22回ドリーム夜さ来い祭り」も、これまでモーターショーに縁のなかった来場者を呼び込むメニューのひとつとされている。

自工会ではこれらの取り組みにより、100万人規模の来場者数を目指したいとしている。

(webCG)

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